今日は紹介したいのは、珍しい台湾料理食べ放題のレストランです。
それは、台南の北区にある北海焼炒物語です。
一人で359台湾ドル(およそ1300円)+10%のサービス料で、395台湾ドル(およそ1500円)になります。
台湾の食べ放題レストランはほぼ焼肉、鍋、寿司、ピザなど、台湾料理をテーマとしたレストランは少ないと思います。
それに、このレストランは有名な花園夜市とは歩行20分の距離ですから、台湾料理を一気にたくさん試したい日本人の観光客には便利だと思います。
店に入ったら、店員が出てきて、席まで案内してくれました。
店の内装はレトロで、台湾雰囲気を満喫できましたね。
席に着くと、店員は人数によって、1人4つの木製クリップをくれます。
クリップの上には席の番号と記号を載せて、二つのクリップは赤い記号、二つは黒い記号。
注文する時には、クリップを↓↓のボードに挟めばいいです。
黒いクリップは右のボード(野菜、炒め物など)に使います。
赤いクリップは左のボード(スープ、揚げ物、焼き物など)。
ここで5回食べて、経験によっては、赤い方のスピードが速いので、まずは黒い方を選んでください。
そして、赤い灯がともってるボードが今作っている料理なので、その方を選んだほうが早く食べられますね。
そして、料理が出来たら、店員は席まで送ってくれて、その料理のクリップも返してくれます。
料理を待ってるうちに、ドリンクを取りましょう。
ここは水、紅茶、冬瓜茶とレモンティーを提供して、もちろん、水以外は全部砂糖入りです。
しばらく待つと、最初に送ってきたのは、川味排骨湯(辛い豚骨スープ)。
大根、骨付き豚肉とパクチーで作ったスープ。辛いと言っても、舌がピリピリしたほどじゃなくて、普通に飲めるスープでした。
夜市の××煲の味に似ていると思って、美味しかったです。
次は鹹豬肉(塩だけで調味した焼き豚肉)。
泰式蝦捲(辛くて甘いソースを付けて食べる蝦捲)
安平の周氏蝦捲とは同じものですが、もちろん、周氏蝦捲の方が美味しいですが、ここも悪くないと思います。
塩焼雞翅(鶏の翼の焼き肉)。見た目は普通ですが、美味しかったのでいつもたくさん頼んでいました。
熾香靖魚(鯖の焼き)。
中国語のサバは「鯖魚」ですから、ボードの「靖魚」はたぶん誤字。
ここのサバは魚の臭みがないし、肉質も柔らかいし、結構好きでした。
ソフトシェルクラブの料理で、旦那が頼んだ料理なので、ボードにはどんな名称を使ったかわかりません。
塩烤杏鮑(エリンギ茸の焼き)。
蒜炒鮮蔬(ニンニクで炒めた野菜)。
台湾のレストランでは「鮮蔬」、「時蔬」などはっきり野菜の名前を載せてない時には、店はその日の入荷値段で種類を決めるので、注文する前に聞いてもいいですよ。
今回使ったのはレタスでしたね。
蝦仁腸粉(蝦捲のチョーンファンバージョン)。
泰式蝦捲の方が好きですが、一回頼んで試してもいいと思います。
黑椒鐵板牛(牛肉の炒め)。
肉のスジが多すぎて噛みにくかったですが、味が美味しかったです。
蛋黃芋圓(アンは卵の黄身、皮は小麦とタロイモで作ったパンみたいもの)。
中身はこんな感じ。
普通は伝統市場で売っていると思います。
老嬤燉雞湯(キャペツ、タケノコ、鶏肉で作ったスープ)。
老嬤はお婆ちゃんの意味で、台湾では「阿嬤」、「老嬤」で「伝統的な味」や「家庭の味」を表現しますね。
ここで使ったタケノコは発酵した酸筍で、スープはほんのりの酸味を持って、爽やかな一品でした。
醤焼鶏腿排(醤油で焼いた鶏のモモ肉)。
醤油だと思ったソースは辛くて、肉質がちょっとおかしかったので、おすすめしません。
拔絲地瓜(サツマイモの飴がけ)。
送ってきた時には熱々で、そのままに食べてもいいですが、氷水に入れて、飴を固めた方が美味しかったですね。
塔香螺肉(つぶ貝の肉と九層塔で炒めた料理)。
私は食べませんでしたから、味は知りませんね。
清炒空心(空芯菜の炒め物)
特徴のない一品でしたね。
二時間になったら、店員はクリップを回収して、デザートを送ってくるそうですが、うちは1時間くらいに満腹でしたから、クリップを受付に送って行って、デザートお願いって声をかけたんです。
デザートは杏仁西米露(アーモンド茶と小さくて透明なタピオカで作ったデザート)でした。
西米露は少なかったので、カップに入れて写真を撮りました。
以上は北海焼炒物語の食レポでした。
【北海焼炒物語】
台南市北区北安路一段277号
営業時間:月~金17時半~22時、土日10時半~14時半、17時~23時
低休日:不定休