今日は台湾の旧暦の7月7日で、つまり、七夕ですね。
レストランでお祝いしようと思いましたが、特に食べたいものがないので、ケーキを持ち帰って食べることに決めました。
ミルクレープなど買いたかったけど、この中式大餅を見ると、
なんか、いいね
このケーキ(?)は中式大餅の鴛鴦餅です。
鴛鴦(ユェン・ヤン)というのはおし鳥。日本でも夫婦円満の象徴ですね。
真ん中の「囍(シ)」はおめでたい意味で、結婚の象徴です。台湾の結婚式では、よくこの「囍」が見えます。
もっとも上の♥に「百子千孫」と「二姓合婚」を書いていて、「百子千孫」がいりませんが、妊活中の自分にとっていい言葉だと思います。
そして「二姓合婚」は違う苗字の男女が結婚する意味です。
普通は結婚する時に使う大餅ですが、七夕に食べてもいい気がしますね
この白ごままみれの表は南部の鴛鴦餅です。
ネットによると、北部の鴛鴦餅は見た目がもっと華麗だそうです。
そして、鴛鴦餅というのは、中身が二種類のあん。
南部は小豆あんともち↓↓ 北部は豚肉フレークと卵の黄身。
美味しいですよ。
台湾人は結婚する時に、男性が「西式喜餅」と「中式大餅」を買って女性の親戚や友達に送りますね。
西式喜餅は綺麗な箱に入れるクッキー。
中式大餅はこれです。
でも、男性が送ると言っても、いつも女性が選んでから、男性に値段と数量を教えて、経費を請求する感じですから、新郎新婦はお互いに気を遣うことができないなら、絶対にケンカしますよ。
だから、台湾人にとって、「結婚式の準備」は結婚への試練です。ちゃんと話し合ったり、気を遣ったりして、手を繋いでこの試練を乗り越える二人が、本当の夫婦になれますね。
今度も、台湾の結婚を紹介しようかなぁ?
日本人の皆さんは、台湾へ旅行に来ると、ぜひパン屋や糕餅店などの伝統的な店で、中式大餅を試してくださいね