先月のある金曜日、夕食が何しようかって旦那とバイクを乗って台南市に回りました。
金曜日の夜でどこでも人混みだと予想しましたが、ドライブ気分で有名な喫茶店の街の海安路に立ち寄りました。
やっぱり、どの店でもにぎやかでしたね。
台湾はどんなに落ち着いていても、他人と距離を保ちたいので、また近くの夏林路へ行きました。
海安路と夏林路は同じ道にあって、水萍塭公園を境として、北は海安路、南は夏林路。
海安路は喫茶店、バーなど、台南の若者たちと在台欧米人がたくさんいますが、夏林路は値段が高めのレストランなので、家族の会食やデートに似合います。
両方とも人気ですが、なぜか一人もいない食堂っぽいのレストランを発見!
「悅乎炒食」というレストランで、看板には「百元熱炒」という文字があって、夫婦に似合わないと思います。
百元熱炒は単品の料理が100~199台湾ドルの意味で、普通は4人以上で5~6品の料理を頼んで一緒に食べるので、1~3人ならあまり行きません。
でも、1人もいませんよ。それじゃ安心ですね。
それに、見た目もいい雰囲気。
だから、ドアの前のメニューを見て二人前のセットがあることをわかりました。
二人前のセットを頼みましたね。
熱炒店と言えば、デスクがちょっとねばねばで、たくさんのおじさんがビールを飲んたり、たばこを吸ったりして、実は女性としてはあまり行きたくない場所ですが。
ここは違います。
内装はオシャレで温かい雰囲気でしたね。
清潔感もしっかり持っていますから、実は台湾旅行の初心者の日本人に似合うと思います。
熱炒店の料理は美味しいです。粘々のデスクを我慢できるほど美味しいですから、台湾に旅行すると熱炒料理を食べないともったいないと思います。
こんな素敵な環境を持ってる熱炒店であれば、初心者でも安心に行けると思いますね。
最初に送ってきたのは滑蛋蝦仁(ファー・ダン・シャ・ルン、海老の玉子炒め)。
そのエビは新鮮で薬を使ってないエビですね。
これだけで90点。
卵は柔らかくてツルツルでしたから、これをプラスと100点。
次は醤爆鶏丁(ジャン・バォ・ジ・ディン)。
ニンニク、ネギ、玉ねぎ、ベビーコーン、鶏肉、唐辛子で炒めた料理で、日本人にとっては馴染む調理法だと思いますね。
そして、日本人にとって馴染まないシンプルな空芯菜の炒め。
実はね。
うちの猫たちはこのデザインの皿を使っていますから、これで食べるのは気分がちょっと複雑。
そして、蟹黃芙蓉豆腐(シェー・ファン・フ・ロン・ド・フ、カニミソと卵豆腐)。
これは洋式なのか?和式なのか?とにかく、普通の熱炒店では食べられませんね。
ちょうどいいとろみ、ちょうどいい甘み、とても美味しかったです。100点!!!
そして、お通しみたいのきゅうり漬物。
この5品と二人前のご飯で595台湾ドル(およそ2156円)。
普通の熱炒店より高めの値段ですが、夏林路では結構普通な値段。
さらに、環境がいいし、他の人がいないし、大満足でした。
でも、なんで人がいなかったんですか?それはわかりませんが、とにかく、ここは海安路の喫茶店と同じく、深夜の12時まで営業するので、週末の若者の会食には似合います。
観光客の夜食としても素晴らしいと思います。
ただし、
台湾人の年寄りと一緒に行かないでください。
例えば、義理の両親など。
ここのご飯の形がやばすぎますから。
たぶん、店長の夫婦はキリストなど他の宗教でわからないと思いますが、こんなに高くて小山のような形は台湾では縁起悪いです。
葬式の時にはご遺体の前にこの形のご飯を置いて、箸を挿して祭りするので、子供の頃にご飯をこんな形にして両親に罵倒された経験を持っている台湾人は少なくないと思いますね。
じゃぁ、その縁起悪いご飯を食べて何か悪いことがありましたか?
たぶん、宝くじの90億とさよならってことですね。
【悅乎炒食】
台南市南区夏林路28号
営業時間:17時半~00時
定休日:不定休