都会に住んでいた時、野外の動物に縁がなかったんですが、台南の田舎に引っ越してきてから、初めて野外の動物が本当に存在していると深刻に感じました。
今日は涼しいですから、旦那の自宅ジムの窓を開けて換気しようとしたときに、急に小さくて可愛い顔が目に映りました。
それはすずめの子供です。
ご両親が仕事に行きましたよね?窓を開けたら、すずめちゃんはびっくりして大雨に飛び込んでしまうかもしれませんから、換気をやめました。
台湾の住宅は防犯用の格子窓を装着していて醜いと言われていますが、雨や天候が厳しい時には、鳥たちが格子窓を利用して安らぎに休憩している姿を見るたびに、その醜さを台湾の特徴にしてもいいじゃない?と思います。
ところで、大雨の時期になると、きっとキジバトに出会います(厳密に言うと、キジバトではありませんが、本当の種名がわかりませんから、とりあえずキジバトで)。
初めて出会ったのは、水浸しの日。うちは新築住宅でしたから、水浸しになりませんでしたが、島になってしまいました。
雨上がりの時に夫婦でお弁当を買いに出かけました。自分の身長が152センチで、水が太ももまで浸して、歩くと水の抵抗と流れをすごく感じました。旦那が手を握ってくれないと、歩きにくかったです。
でも、二日目の水浸しですから、水が澄みきっていて、川のようでした。町の雰囲気も楽しかったです。浮き輪をもって遊ぶ親子もいて、遠隔操作ボートを遊んでいる大人もいますね。
帰り道には、目の前から一匹のキジバトが滑空の形で遠くから飛んできました。ちょっと変だなぁと思う時に、旦那の後でパッと水に落ちてしまいました。
その時の水浸しがまた低いところへ流れていましたから、このままだとキジバトが流されてしまうでしょう?だから、旦那が流されてしまう前にキジバトを掴みました。
ほっとした瞬間に、周りに歓呼の声があがりました。顔を上げてみると、周りの人たちが緊張してキジバトの行方を見ていたようです。
みんなに照れて頷いてから、キジバトを家に持ち帰りました。
旦那は毛布でキジバトを乾かして、服を敷いた段ボール箱に入れたら、ガレージに置きました。そして、何時間休んだキジバトが、雨上がりの時に、空へ飛びました。