今日は、台湾の南部に一級水浸し警報が出たほどの大雨でしたね。
警報で水浸しの可能性が高いと予測しているのは、雲林の台西郷と麦寮郷、台南の七股区ですから、日本人があまり立ち寄らないところで心配する必要がありませんが、台湾の水浸し季節になりますから、ちょっと紹介しようと思います。
自分は、天気が悪そうに見れる時、すでに雨が降ってる時、すぐに「雷達回波(雨雲レーダー)」のページをチェックします。
もし、この図のように黄色や赤色の範囲が広ければ、真剣に検討します。
まずは、左の「×小時(×時間)」をチェックして、雨雲の移動状況を見ましょう。下の「播放速度(再生速度)」も左へ移動して、0.5秒ぐらいの速度に変更します。
そうすれば、黄色や赤色のところが自分の住んでいるところに近づいてくるか、離れていくか、後はどれくらいの雨雲が近づいてくるか判断することができます。
もし、雨雲が赤い矢印のような方向で進めば、北部、中部、南部が警戒する必要があります。台湾の中心に縦長の玉山がありますから、台風レベルの雨雲でも中央山脈にぶつかると消えますから、東部は心配がいりません。
逆に、青い矢印のような方向で進めば、中部と南部があまり心配する必要がありません。でも、東部と北部が警戒しないとだめです。
では、どうやって水浸しになるかどうか判断しますか?
ポイントが赤色の広さと雨雲の移動速度です。
0.5秒のスビートで再生すると、自分のいる県市の上には赤い雨雲があっても、普通には停滞感がありません。時々黄色や緑色などになります。そのような間隔のある降水であれば、大丈夫です。
ただし、0.5秒のスビートで3時間の動画を再生して、赤い雨雲が上に停滞したり、間隔のないままにずっと来たりすれば、その県市が水浸りになる可能性が十分です。
自宅の車で移動する時、地下通路を避けてください。できれば、フェースブックで「我是××人(私は××に住んでる人、例えば、我是台南人)」のグループをチェックして、水浸りになった場所を避ければもっと安心です。
一晩中の大雨であれば、出勤する前に、停班停課の情報をチェックしたほうがいいです。
台湾では、自分の住んでいる県市や会社のある県市が、どちらか出勤停止の命令が出たら、出勤しない権利があります。
学校もそうですから、天気がすごく悪い日に、子供を学校に送る前にチェックしないと、学校へ行ったら誰もいないかもしれませんよ。