これは経済部(=経済産業省)のFACEBOOKの投稿です。タイトルは「奇跡ではなく、台湾のみんなさんが一緒に頑張った結果」。
マスクの新生産ラインのことです。
もともとマスクの生産ラインを増設するのに、半年以上かかるそうですが、今回の官民連携で一ヶ月間だけで成功しました。
最初は2月の初旬に、台湾工作機械とアクセサリー工業組合は自発的に経済部に連絡して、「手伝えることがあれば言ってください」って。国家の生産ラインを増設する意向をわかったら、経済部と協力して30社の機械メーカーを集まって、マスクの国家チームを結成。
そして、みんな、手分けしてマスクを生産する機械を作る部品を探し始めました。やっと必要な部品や工具を揃えたら、新しい難題が出ました。
それは、マシンの組み立て。
この30社がほとんどマスクマシンのメーカーではないので、経験のある人がすくなかったです。しかし、社長たちが自社の精鋭たちを経済部が用意した工場へ送って、自分たちも一緒に技術を学びました。
プロたちですから、肝心なところ以外のやり方をすぐに理解しました。そして、肝心の部分をマスクマシンのメーカーに任せて、他の部分をみんな一緒にやりました。
そこに、一番驚かせたのは、経済部の沈栄津部長(=経済産業大臣)も工業局の楊志清副局長も手伝っていたそうです。
70歳の大臣は、自分の目で生産ラインをチェックしたり、部品を渡したり、みんなと一緒に深夜の11時まで出勤していたそうです。副局長はマシンの運びに手伝ったそうです。
政治家というのは、社長たちとどこかの高級レストランで会食して、闇の話をすると思ってましたが、何か事実がそうじゃないみたいですね(笑)
もちろん、信じない人もいますよね。でも、このニュースを信じるかどうか、どうでもいいでしょう?
だって、一カ月間に生産ラインを増設して、生産量を強化したことが目の前の事実ですから、やっぱり感謝しますよ。