自己肯定感について
最近よく自己肯定感、という言葉を耳にします。
これがないと、いくら仕事で成功しても、有名になっても、信仰するものがあっても、真に心豊かな人生は過ごせません。
健全な自己肯定感があると、たくさんのメリットがあります。
例えば、
・他人と否定的に比較しない(羨む、妬む、蔑むなど)
・自分の短所、長所を認められる
・「こうあるべき」という型にはまろうとしない、自分は自分でいいと思える
・自己憐憫に陥らない
・他人の欠点ではなくて、長所に目がいく
・困難をチャンスだと思える
・失敗を恐れない
・自分の人生に責任を持つようになる、自分のことを自分で決めていく
などです。
自己肯定感を高める方法
自己肯定感を高める一つの方法としては、自分を肯定してくれる環境に身をおくことです。
幼児期、幼少期に親の愛を受けて育つ、というのがその最たる例でしょう。
僕が以前勤めていたスターバックスコーヒーでは、「賞賛する文化」というのをすごく大切にしていて、みんなが意識して他の人のいいところを賞賛し合う、という素晴らしい習慣がありました。
これの相乗効果がすごくて、賞賛された人は、「自分は受け入れられる存在だ。」ということがわかり、自信、意欲を高めていきます。
また、賞賛した側にとっても多くのメリットがあり、一人一人の良いところに目がいくようになり、自分自身の中にも賞賛した行いがインプットされ、自然と身についていきます。
また、いつも賞賛している人は「自分の存在を肯定してくれる人」として認知され、周りから信頼される人になります。そのようにして、良いスパイラルが生まれていきます。
しかし、
自己肯定感を高めるためには、「環境」だけでは不十分なのです。
例えば、上記のような素晴らしい環境に身をおいた人が、そうではない場所に行った時に、「あの時はよかったな」なんて思うことがあります。
しかしそれでは、自分の存在の価値を、他者に委ねてしまっていることになります。
そうではなくて、一番自分に「いいね」をし、自分の価値を認めてあげるのは自分であるべきなのです。健全な自己肯定感とは、自立したものであるべきです。
RCMのカウンセラーや、優れたカウンセラーはそれをしっかりとわかっているため、励まし、傾聴するだけでなく、「本人に気付かせ、認めてもらう」ことを欠かしません。
取り扱うのは簡単ではない。でも取り扱える。
しかし、いざ自分で自分を認めてあげようと思っても簡単ではありません。たとえば毎晩寝る前に、自分を褒めてあげる習慣を持つのはとても良いことです。
しかし習慣だけではどうしようもないところもあります。
人のセルフイメージというものは、地層のようになっていて、過去に傷や否定の経験があると、その上にいくら良いものを積もうとしても、どうしても過去に負けてしまいます。それも下の方に行くほど深く根を張って人生に大きな影響を与えます。
しかも、人は傷を守ろうとする傾向さえあります。
ケンカした子供が、自分が受けた傷を「私はこんなに傷ついたんだから」と、相手を責めるために、また親の関心を引くために使うのと同じです。都合良く使えるから治ってほしくないんですね。
もしくは、本当に思い出すのも辛い経験である場合もあるでしょう。
いずれにせよ、人はなるべくそこを通らずに、自己啓発しようとします。
どんどん、新しい武具をつけてパワーアップする方が、目標としてもわかりやすいですし、強くなった気になれます。「あの時の自分とは違う」「こんなに社会的に成功して、尊敬されるようになった」「立派な家、素敵な人と結婚した」などなど。
でも「あの時の自分」を肯定できなければ、セルフイメージは歪んだままでしょう。
決して簡単ではないです。でも、真に自分と向き合って、握っていたものを手放そうと決断した時、誰かと話したりカウンセリングする中で、祈りの中で、新しい自分と出会っていけると信じます。
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