「世界を変える著者になる ブックオリティ出版ゼミ」のお手伝いをしてきました。

先月お手伝いした際の記事はコチラ↓
「ブランディングという言葉が、嫌いです」
https://ameblo.jp/ticrel/entry-12425109025.html
日米の両国でミリオンセラーを達成している唯一の編集者、
タカトモさんこと高橋朋宏さんが主宰するゼミでは、
『人生がときめく片付けの魔法』をはじめとしたベストセラーの数々を生み出していくなかで
紡がれていった「タカトモメソッド」の講義を吸収し、
それを自分の企画に応用し、タカトモさん、越智秀樹さん、平城好誠さんという
3人の名編集者にフィードバックしてブラッシュアップしていけるという贅沢で全力な出版ゼミです![]()
(左より、越智秀樹さん、高橋朋宏さん、菊地大樹さん、西村ゆかりさん、平城好誠さん)
あ!
私は受講生ではなく、ご縁あって受付&書記を仰せつかっております。
タカトモさんが一貫して伝えていることに、
「著者」とは、「自分の言葉」を持っている人。
という点があります。
「自分の言葉」って何?
「自分の言葉を磨く」ってどういうこと?
これ以上書くと講座のネタバレになので詳細は書けませーん。

講義について代わりに、私が関わっている「映像翻訳」というフィールドでも、似た感覚があるので、
そのことについて書いてみます。
私は映像翻訳者&ディレクターもしていますが、
私が考える、というか、私が出身の翻訳学校から引き継いでいる「プロ翻訳者の条件」も、
言い換えると「自分の言葉を持っていること」となります。
翻訳者は、外国語で書かれた文章を、自分の言葉で再構成できなけばならない。
よって、実はライターに近い文章力が必要です。
「売れてる翻訳者」、「また頼みたくなる翻訳者」はどんな翻訳文を書くかといえば、
元の外国語の文章の意図を崩さず、
意味を誤訳せず(←当たり前だけど大事)
なおかつ、辞書から引っ張ってきた意味をそのまま載せるのではなく、
(元が英語の場合は)日本語にない英文の文型の型をそのまま使った「直訳調」ではなく、
場合に応じて必要な表現を補い、
なおかつ、翻訳者の勝手な解釈や独自な色は加えないけど、
元の英語の意図や作品の魅力を表す「キラッ」と光る表現が散りばめられている
こんな感じの文章です。
なかなか要求高いですよ![]()
さて、ここで、翻訳ディレクターしか知らない裏事情を1つ。
1つの作品に複数の翻訳者が関わっている場合、翻訳者同士の表現を
合わせないとおかしくなります。
その際、何に合わせるかといえば、
「キラッと光る言葉」を多く持っている翻訳者の文章を基本にして合わせます。
だから、光る「自分の言葉」がない翻訳者はいつまでも二流のまま。
というか、だんだん依頼が減ってきます。
そのことに気づいている翻訳者は一体どれだけいるのか・・・。
ちなみに私は「キラッと光る言葉を持っている」方の翻訳者にしかこのことは伝えません。
(やる気を更に出してもっと良い表現を出してほしいから)
著者でもブロガーでも翻訳者でも、
言葉を生業とする人に関する真理なのでは、と思います。
さあ!
来月のプレゼン本番に向けて、
がんばれ受験生!
・・・ではなく、がんばれブックオリティ受講生!

事務局 西村ゆかりさん&一緒に書記をした門脇美沙さんとの1枚。
講師陣と受講生へを全力で応援します![]()
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