ロマンティックエロティックグロリアス -145ページ目

石垣の道を通るときはいつも紅を探してしまうようになった。

朝はいないことが多いのに、どうしても探してしまう。


走りながら、きのうの紅の顔を思い出して笑ってしまう。

――真っ赤だった!

ひとの顔が、あんなに赤くなるなんて知らなかった・・・


まるでプロポーズみたい、かぁ・・・

結局私の石も渡して、ほんとうに交換したみたいになったから、まるで婚約したような形ね。


心がくすぐったい。

紅のこと、好きかもしれない・・・守護とか、プロポーズとか、そんなんじゃないけど・・・


お弁当を食べていると茶々が、『明日お兄、遊園地行くんだってサ』と言った。


遊園地には行った事、ないな・・・


『師範に連れてってもらうんだって。い~な~』

『師範に?』

『うん。和輝師範だって。お兄の友達と、なんかかなり大勢でいくらしいの』

『ふうん・・・行きたいね~』

『でしょ?でもお前はダメって言われてサ~』


そう言ってくちびるをとんがらせてからおにぎりをかじった。

茶々のドラバイトの瞳を見ながら、紅も行くのかなとぼんやり思った。