ロマンティックエロティックグロリアス -120ページ目
ふと目が覚める。
まだ薄暗い室内に、降るような虫たちの声が聞こえている。

何気なく体を起こしたのは、ここが私の部屋でないから・・・

華瑶苑。

そうか・・・

昨日のことが夢のよう。

『ん・・・』

寝言に見ると、紅がまだ開かない目で私を探して、腰を抱きしめた。
私もまだ眠い・・・
体を横たえて茶色い髪に触れると、紅は背中を抱きなおしてまた眠る・・・

あなたがいるところに、いるよ。
ここに、いるよ・・・