ふと、ふと、意識の隅に人が入ってきた。 思わず出ようと腰を浮かす――でも、 ・・・菫? ―-菫だ。 どうしよう。出る? 見られないように出られる?――無理! こっち来る! どうしよう。 どうしよう。 菫ならいい? わかんない。 どうしよう―― 『こ~んな奥にいた~!』 広がる豊かな髪! 小さな裸。 『きゃあっ!』 びたん! 後ろ向きに、貼り付く体! 太い柱に押し付けられた、小さな体。 『痛い!』 とっさに俺、菫に力使ってしまった・・・