『ここ俺のお気に入りの場所なんだ。『ここ俺のお気に入りの場所なんだ。うじうじすんならよそでやってくれよ』 がん! 男の子は頭をかきながら嫌そうにそう言って歩いてくる。 私はふたたびのショックで言葉が出なかった。 『ほら、ここ町がぜんぶ見渡せるだろ?都合がいいんだ・・・とっとと帰れよ』 もう怒った! なんて自分勝手なの!! 『あんたなんて最低!大嫌い!』 私はそう言い放って全速力でそこから家まで帰った。 走り去る私の後姿を、彼が息を呑んで見つめていたことなど知らずに・・・