138 | ロマンティックエロティックグロリアス

『ええ~・・・』


ニカッ!って笑い合った俺たちの顔を呆れて見て、姉ちゃんがぶつぶつ言う。『あんな乗り物のどこがいいのかしら・・・』


『分かってねえな!遊園地って言ったらジェットコースターだぜ。なぁ!』

『ね~!』


菫は乗ったことないけど、いっぱい話したから絶対好きだと思う!


『まず最初の3台、いや4台はジェットコースターな?そん次にゴーカート!本物でもいいぜ!』

『ええっ!?次は観覧車!観覧車がいい!』

『はぁ~?あんなんただ高いとこ見えるだけだぜ、ダメダメ!』

『ダメなの~?私観覧車乗ってみたかったのに・・・』


やっぱ行ったことないヤツはダメだな!分かってねえ!


『はいはい、それくらいにして。ジェットコースターでいいのね?』

『うん!』


そして一夜明けると、ジェットコースターができていた。

それは俺たちの、この先に待っている長い時間の中の、ひとつだけ輝く道しるべ、その最初のひとつだった。