99 | ロマンティックエロティックグロリアス

思い出したら涙が出てきた。


お父様!お母様!


ボロボロ出てくる止まらない。止まらない・・・


『・・・とにかく俺ん家行ってみようぜ。・・・菫?泣いてんの??』


あぁ、また紅が困っちゃう!

私が泣くといつも苦しくなっちゃう紅。


『何で泣くんだよ。さぁ行こうぜ!』


・・・アレ?


紅は私の手をつかんで、ぐんぐん引っ張っていく。

丘をかけ降りたスピードで町を飛ぶように走っていく。


おかしーな?


私はでも、そのスピードに涙を忘れた。