2022年11月30日
私がキャンプで焚き火をするときの着火手段はいくつかあるのですが、一番楽しいと思うのがメタルマッチです。マグネシウム棒をこすって火花を散らし、チャークロスに着火後 麻紐をほどいたものに火を移して少しずつ大きくしていく。 この過程がなんとも楽しいのです。
今回 このチャークロスが少なくなってきたので、新しく作ろうと思います。
チャークロス作りには綿100%の生地を使います。以前Tシャツで作ったときは生地が薄かったためか失敗してしまいました。 今は古着屋で一着300円くらいで買えるジーンズを使って作っています。 出来上がりも結構しっかりしたチャークロスになりますし、一着買えばしばらく使うことができるのでとてもいいです。
まずは生地を適当なサイズにカットします。
切ったものを適当な缶に入れます。缶の蓋には小さな穴を一つ開けておきます。 チャークロスの作り方を見ると、缶の中に隙間がないくらい生地を入れると書かれている場合もありますが、ムラができてうまく炭化しない場合があったので 私はあまり詰め込まないようにしています。 それでも問題なく作ることができます。
蓋に必ずつまようじくらいの穴をあけてください。チャークロス作りに使う缶は普通の蓋の物よりひねって閉めるタイプの蓋の方がいいと思います。焚き火に入れると中の空気が膨張しますので、ただの蓋だと開いてしまいます。
生地を入れた缶にしっかり蓋をして焚き火に突っ込みます。 蓋の穴から煙が出てきます。 穴から出た煙や蓋の隙間から漏れた煙に焚き火の炎がついてしまうことがありますが、その都度 火からおろして炎を消してください。私と同じような缶の場合、缶を火からおろしてポンポンと蓋を叩くと消えると思います。 ねじ込み式の蓋でない場合 火にかけると蓋が浮いてくることもあるので、火ばさみで抑えたりして蓋が浮かないようにしてください。
しばらく火にかけておくと穴から煙が出なくなります。
煙が出なくなったら火からおろして蓋の穴をふさぎます。そこらへんにある木を刺しておけば大丈夫です。そのまましばらく冷やします。
缶が冷えたら開けてみます。きちんとできているか着火して試してみましょう。
どうやらしっかりできたようです。メタルマッチで火花を落とすとじわじわと燃え広がっていきます。
出来たものをビニール袋に入れて保管します。乾燥剤を一緒に入れておけばベストかもしれません。
私はセリアで買ったケースにこのように収納して使っています。
これでしばらくは大丈夫でしょう。 私が使っている着火方法は、ライター、zippoライター、メタルマッチ、着火剤です。その時々の気分で使い分けています。 現場到着が遅くなった場合や、火起こしが面倒な時は着火剤やライターを使っています。 ただ時間があるときやじっくり火起こしを楽しみたいときはメタルマッチやチャークロスを使って楽しんでいます。 火打ちがねと火打石を使った着火もやってみたいと思っていますので今後購入する予定です。
いろいろな選択肢を用意しつつ その都度無理のない 疲れないキャンプをやっていこうと思います。 せっかくのキャンプも疲れてしまってはつまらなくなりますからね。










