自己愛とは、自分自身を大切にし、尊重することです。しかし、それは単なる自己中心的な態度や傲慢さとは異なります。本当の自己愛とは、自分の価値を認め、健全な自己受容を持ちながら、他者との良好な関係を築くことができるバランスの取れた心の状態を指します。
私がうつだったころに読んだ本
うつの症状に悩んでいたときに出会った一冊、『「うつ」は暗示で追い払う』(健康人新書)は、私にとって大きな転機となりました。この本は、心の持ち方や自己暗示を活用することで、うつの症状を軽減し、前向きな気持ちを取り戻す方法を紹介しています。
この本が伝えるメッセージは、「心の持ち方次第で人生は変えられる」ということです。うつの症状があるときは、どうしてもネガティブな思考に引き込まれがちですが、意識的にポジティブな暗示を取り入れることで、少しずつ心の状態を改善できると説いています。
本書のポイント
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自己暗示の力
「できる」「大丈夫」という前向きな言葉を繰り返すことで、脳にポジティブな影響を与えることができる。 -
思考のクセを変える
うつのときはネガティブな思考のループに陥りがちですが、それを意識して変えていくことが大切。 -
自分を責めない
うつは甘えではなく、心の疲れが原因。無理に頑張らず、自分を労わることが回復の鍵となる。 -
小さな成功体験を積み重ねる
いきなり大きな目標を目指すのではなく、少しずつ達成感を味わうことが自信につながる。 -
心の健康を維持する習慣をつくる
例えば、感謝の気持ちを持つことや、ポジティブな言葉を口にすることを習慣にすると、心の状態が安定しやすくなる。
この本を読んで変わったこと
この本を読んでから、私は自分の考え方を見直し、少しずつポジティブな暗示を取り入れるようになりました。その結果、心が軽くなり、自己愛を持つことの大切さに気づくことができました。
うつの渦中にいると、自分を責めたり、希望を見失ったりしがちですが、この本が示す方法を試すことで、少しずつ明るい未来を取り戻すことができます。
まとめ
『「うつ」は暗示で追い払う』は、うつに悩む人にとって、心を軽くするヒントが詰まった一冊です。自己愛を深めることが、うつからの回復につながることを実感しました。もし、今苦しい気持ちを抱えているなら、この本を手に取ってみてください。きっと、新しい視点が得られるはずです。