トランプ大統領の就任式(1/20)の演説が連邦州議会で行われた。
同氏が繰り返し強調したのは、「Make America Great Again」アメリカの再興と「Golden Age」黄金時代への復活。
トランプ就任式で際立っていたのは、就任演説直後に皆に囲まれながら大統領令にサインしたこと。あれだけ多くの客人の前で、大統領令にサインするのは、アメリカの
民主主義の現れである。
トランプ大統領がサインした大統領令
- パリ機構協定からの再離脱
- 国境の安全強化
- エネルギー産業の復活
- 教育政策の見直し
- 公務員制度改革
- 薬品価格の引き下げ
- アメリカ第一主義の復活
アメリカ国民の多くは、公約は選挙戦ではただのうわべだけの言葉としてとらえられることが多いが、トランプ氏は、第1期目に公約を掲げたことをほとんど実行していたため、公約を実行する、という印象があると、トランプ支持者たちは口をそろえていう。中国に対し、60%の関税を課す、メキシコ・カナダへ25%の関税をかけると公言している。公約を実行するトランプ氏に対しては、いつこの関税が実行されるのか?が注目されるだろう。
村正 拓海