私にとっては、小学校で86回目のおはなし会でした。
5年生 でした。
1つ目は素話から。
●「アナンシと五」ジャマイカの昔話
先月、1年生で語ったお話しを、折角覚えたのだからもう1度語りたくて選びました。
「5年生で、このお話しは幼くないですか?」と司書の先生に相談したら、「コロナ禍でお話し会をあまり経験していない学年なので、是非、素話をやってあげて下さい。」と言われました。
そうですね。
教室に行くと、隣のクラスは机を下げてお話し会の準備万端なのに、担当のクラスは、まだ朝の会をやっていて、うろうろ歩いている子もいて、先生が手いっぱいという感じでした。
これは、しっかりやらなくては!
闘志が湧きます。
朝の会が終わって、机を下げて、座布団を持って前に集まってからご挨拶をして始めたので、3・4分遅れでスタートでした。
この時点で、参加しない男子が2人いました。
後ろに下げた自分の席に座ったまま、本を読んだり、パッドを操作したりしています。
その2人以外の子ども達は、とても良く聞いてくれました。
1年生程、反応は素直ではありませんが、「死ぬ、死ぬ」と心配して、緊張してくれているのが感じられました。
多分、後ろの席の男子も聞いてくれていたのだと思います。
だってね、素話が終わると、2人の内1人が前にやって来て、真ん中にどーんと座りました。
やったー♡と思いました。
2つ目は、絵本です。
パパの新しいカノジョは、凄くカッコ悪いし、変わっている。
でもね、、
いつも、この本を読む時は、これからの人生で、こんな人に巡り合って欲しいなと思って読んでいます。
娘達が小学生の頃は、クラスに1人・2人は親が離婚している子が居て、
タイムリー過ぎる時は、家族物を読むのを控えたりしていました。
でもね、今はいろんな家族関係があるし、あまり気にしなくていいかなと思っています。
先日、娘2号のママ友と電話で話したのですが、「ぴすこさん家は大丈夫だと思うけど、この学年の親の10組以上は離婚しているよ。」と聞いて、ビックリしました。
そのママ友が名前をあげた以外にも、離婚している人を知っていたので、凄い確率だなぁ〜と驚きました。
世の中、離婚は珍しい事では無くなっているのです。
話しが横道に逸れました。
「パパのカノジョは あたしのはなしを テレビをけしてきいてくれる。ひみつはひみつにしといてくれる。あたしがうまく話せないときでも、口をはさんだりしない。」というところで、
「うん、うん。」と頷いて聞いている子がいました。
お話し会が終わった後に、「ありがとう」とわざわざ言いに来てくれました。
ハロウィンにブロッコリーになったでは、笑いが漏れました。
途中で、後ろに居た男子が、箒を振り回しながら歩き出しましたから、前に来るかなーと期待したのですが、先生に静止されて、また後ろに戻ってしまいました。
今年度は、これが最後の小学校でのお話し会でした。
また、来年度も続けられますように。