はい、買いに行きましょう。靴は必要です。
「どれがいいの?」
「うーーーん・・・」
「これ。」
と、娘が指し示すのは、黒一色のスニーカーです。
「カッコいいね。サイズいくつだった?履いてみよう。」
「ちょっと、きついみたい。」
「大きくなったんだね。0.5大きいのにしてみよう。」
「ちょっと踵が・・」
「じゃ、これは?」
「幅が狭い」
「では、こっちは?」
「どこかわからないけど、違和感がある。」
「じゃ、こっちは?」
「なんか、違う。」
ひたすら、黒いスニーカーを履いて試しました。
いい加減に決めてよ!と内心思いつつ、
「デザインより、履きごごちなんだよね。」
と言う娘3号に付き合いました。
私と同じです。
靴は、絶対履きごごちで選びます。
私の場合、デザインも捨て難いので、なかなか気に入った靴は見つかりません。
娘の場合は、黒いスニーカーならなんでも良いみたいですが、問題は黒いスニーカーがいっぱいあったので、なかなか決められないらしいのです。
1万円近いランニングシューズまで試すので、
「あなた、それ履いてランニングするの?ランニングして記録を更新するつもり?」
と聞いてしまいました。
もっと種類の少ないお店に行けばよかったです。
最終的に、
「この3つなら、どれもいいかな。」
と言います。
ならば、
「その中で、値段が1番安いのにして下さい。」
娘1号は、いつも白いスニーカーを選びました。(「白いスニーカー」)
白と黒の違いはあるけれども、この姉妹 なんとなく共通点があります。