(2020.2.8)きりみ | 切り絵 な 日々

切り絵 な 日々

自分の事 何かしなくちゃ! という 焦り から、好きな 切り絵 を再開。
作品 出来たら、アップします。 日々の生活の愚痴も書きます。

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図書館のお話会でした。
今回、私の担当はその他でした。
 
 
●「きりみ」絵・文/長嶋祐成
きりみ きりみ
1,458円
Amazon

 

面白い絵本を見つけたので、皆んなに見せたいと思っていました。

見せたかったのは、この絵本です。

「きりみ」

 

最初のページは、鮭の切り身の塩焼きの絵です。

「これなーんだ?」

「さけ!」

「食べたことある!」

皆んな知っているみたいでした。

「鮭って何?」

「魚!」

「そう、魚だね。どんな魚?」

どんな魚なのかは、知らないかもね。

で、2ページめくって、魚の鮭の絵を見てもらいました。

「1mくらいある魚です。」

「うわあ、おっきい」

1ページ戻って、鮭を捌いた絵を見てもらいます。

「食べているのは、どの部分でしょう?」

「ここ!」

納得です。

 

次は、ウナギの蒲焼きと太刀魚の塩焼き。

子ども達には馴染みの無い魚ですね。

これも、元の泳いでいる姿と、捌いた絵を見てもらいます。

どちらも、細長い魚です。

「年に1回くらいしか食べれないけど、美味しいよねえ。」

お母さん達がウンウンと首を振ってくれていました。

 

次は、カレイの煮付けとヒラメの刺身。

「昨日、これ食べた!」

あら、タイミングが良かったですね。

どちらも平べったい魚です。

目の位置が違います。

魚の絵と、捌いた絵を見てもらいます。

 

「これは皆んな知っていると思うな?」

次は、マグロの握りとサバの味噌煮。

「マグロ!」

「これ好き!」

「でも、マグロってどんな魚か知っている?」

マグロの絵を見てもらいます。

「3mもあるんだって。こーんな大きさだよ。」

手を広げても足りませんけどね。

「へーーーー」って皆んなは驚いてくれました。

「マグロの解体ショーを見たことある!」

「大きかったでしょ。」

「うん。」

「マグロの身を四角く切ったのが柵。その柵を薄く切ったのが、お寿司になります。」

皆んな想像出来たかな?

「1匹で、何人前のお寿司が握れるんだろうね?」

「サバはこれくらい(50cm)。おばちゃん家では、よく食べます。」

 

こんな感じで、イカの煮付け、サザエのつぼ焼き、ホタテのソテー、タコの刺身、エビフライ、ウニの軍艦巻き、カニの剥き身、鰹節、海苔と続きます。

 

食べ物のページと魚のページを行きつ戻りつして、絵本を楽しみました。

 

スーパーでは切り身しか並んでいませんものね。

皆んなが食べている魚は、生きて海を泳いでいたんだよー。

 

今日は、0才から10才の子が参加してくれましたが、どの子も食い付いて熱心に見てくれました。