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きりみ
1,458円
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面白い絵本を見つけたので、皆んなに見せたいと思っていました。
見せたかったのは、この絵本です。
「きりみ」
最初のページは、鮭の切り身の塩焼きの絵です。
「これなーんだ?」
「さけ!」
「食べたことある!」
皆んな知っているみたいでした。
「鮭って何?」
「魚!」
「そう、魚だね。どんな魚?」
?
?
?
どんな魚なのかは、知らないかもね。
で、2ページめくって、魚の鮭の絵を見てもらいました。
「1mくらいある魚です。」
「うわあ、おっきい」
1ページ戻って、鮭を捌いた絵を見てもらいます。
「食べているのは、どの部分でしょう?」
「ここ!」
納得です。
次は、ウナギの蒲焼きと太刀魚の塩焼き。
子ども達には馴染みの無い魚ですね。
これも、元の泳いでいる姿と、捌いた絵を見てもらいます。
どちらも、細長い魚です。
「年に1回くらいしか食べれないけど、美味しいよねえ。」
お母さん達がウンウンと首を振ってくれていました。
次は、カレイの煮付けとヒラメの刺身。
「昨日、これ食べた!」
あら、タイミングが良かったですね。
どちらも平べったい魚です。
目の位置が違います。
魚の絵と、捌いた絵を見てもらいます。
「これは皆んな知っていると思うな?」
次は、マグロの握りとサバの味噌煮。
「マグロ!」
「これ好き!」
「でも、マグロってどんな魚か知っている?」
マグロの絵を見てもらいます。
「3mもあるんだって。こーんな大きさだよ。」
手を広げても足りませんけどね。
「へーーーー」って皆んなは驚いてくれました。
「マグロの解体ショーを見たことある!」
「大きかったでしょ。」
「うん。」
「マグロの身を四角く切ったのが柵。その柵を薄く切ったのが、お寿司になります。」
皆んな想像出来たかな?
「1匹で、何人前のお寿司が握れるんだろうね?」
「サバはこれくらい(50cm)。おばちゃん家では、よく食べます。」
こんな感じで、イカの煮付け、サザエのつぼ焼き、ホタテのソテー、タコの刺身、エビフライ、ウニの軍艦巻き、カニの剥き身、鰹節、海苔と続きます。
食べ物のページと魚のページを行きつ戻りつして、絵本を楽しみました。
スーパーでは切り身しか並んでいませんものね。
皆んなが食べている魚は、生きて海を泳いでいたんだよー。
今日は、0才から10才の子が参加してくれましたが、どの子も食い付いて熱心に見てくれました。