「帰りにドラッグストアーに寄るつもりだけど、
買い物メモを書く暇がなかったから、後で電話するわ。
欲しい物、考えといてねー?」
と娘達に言って、ドタバタと出かけました。
(お出かけの先は、「今年最初のおはなし会」でした。)
でもね、
ドラッグストアーに寄った時に、家電にかけたのですが、誰も出てくれません。
なんで出てくれないのよーー川・ε・川
娘2号によると、
娘2号と3号は2階にいて、電話が鳴っていたのは知っていたけれども、
1階には娘1号がいたから、きっと出てくれるだろうと、無視したそうです。
なんで無視するのよーー川・ε・川
娘1号は、1階にいたのに何故電話に出てくれなかったのかしらん?
聞いてみました。
「えーー、電話鳴ったの?」
「2回、かけたのよ。」
「気付かなかったな。」
「何していたの?1階にいたのでしょ。」
「うん。確かに1階にいたよ。えー、でも何してたかなあ?」
「寝てたの?」
「寝てないよ。何かしてたんだよ。何してたんだろ?」
「自分が何していたかわからないの?」
結局、思い出せず。
その日の事なのですよ!
思い出せないのかなあ?
それより、家電が鳴っている同じ部屋にいて、気付かないのかなあ?
変な過集中でしょうか?
どうせ、携帯で動画を見てグフグフ笑っていたのではないかしら・・・・川・ε・川
こういう事、娘1号にはよくあるのです。
リビングで週末どこそこへ行こうと夫と話していると、
会話に参加していなくても、娘2号と3号は “ああ、どこそこへ行くんだな。” と認識して、時には「私は、何々するから行けないよ。」と自分の情報を提供してくれます。
同じリビングで過ごしていたら、自分に関係するかもしれない会話が聞こえて来ると、頭に入って来るのが普通だと思っていたのですが、
娘1号の場合は、これが全く入らないのです。
こういう事がわかってからは、「娘1号ちゃん、いついつ、どこどこへ行くからね。そのつもりでいてね。」と個別に情報を伝えるようにしました。
これじゃあ、全体伝達ばかりの学校生活は難しかっただろうなあと、今更ながら思います。
今は、学校では気を張って頑張って情報収集しているのかしら??
何かに集中していたら、ちょっとした事に気付かないって、普通の人でもある事です。
面白いテレビに夢中になっていたとか、読書にはまっていたとか、何か物作りに熱中するとか、テスト勉強に必死になっていたとか、
過集中している対象がはっきりしていてわかり易いと、しょうがないかなあ・・と思えますが、
娘1号の場合、何に気を取られていたのかわからないのが難点です。
1人空想世界に意識が飛んでいたとかでは、わかりませんから!! 川・ε・川
過集中って、定型発達さんの世界では、
何かに集中出来るものがあるっていうだけで、羨ましいくらい良い事だと捉えられるんだと思いますが、
娘1号が過集中で頑張っているなって評価出来た事って、あったでしょうか?
テスト勉強で頑張った事もないし、受験勉強でさえ集中出来た事がなかったし、
使って欲しいところでは、発揮出来ない過集中のようです。
これからは、是非、わかり易いところで過集中を発揮させ、
リラックスしている時には、意識を少し 現実世界に残しておいて、
隣でしている会話の内容や、電話やチャイムの音にも気がついて欲しいものです。