「今日は、遊びたくないのに、Mちゃんが約束したの。」
学校から帰って来るなり、娘3号が言います。
娘1号も2号も取得するのを失敗した、断わるスキル(「送りに行く」)をゲットすべく、練習しましょう。
「遊ぼう」と言う相手を目の前に、断わるのは至難の技です。
でも、電話なら断わる事が出来ます。
直ぐに電話をかけましたが、Mちゃんはすでに家を出た後でした。
じゃあ、Mちゃんに直接言おう!
「言えない・・・・…>_<…」
母ちゃんが一緒に応援してるから、娘3号は言えるよ。大丈夫。
練習しておこう。「今日は遊べないの。ごめんね。」
程なく、Mちゃんがうちに着きました。
頑張れ!娘3号。
「・・・・・」
頑張れ!言ってごらん。
「何て言うんだったっけ?」
「今日は遊べないの。ごめんね。」だよ。
「・・・・・…>_<…」
「あっ、今日 習い事がある日だった。忘れてた。だから遊べないんだった。」
そう言って、Mちゃんは帰って行きました。
すごい、大人だ。
娘3号が乗り気ではないのに遊ぶ約束をしたのは、Mちゃんも分かっていたのだと思います。
いつも、娘3号が拒否しないのでね。
でも、娘3号の後ろに私がついている時は、無理。
習い事は無いのに「ある」と言わせてしまった。
嘘をつかせてしまった。
今まで、Mちゃんのいろいろな嘘に、ビックリしたり楽しませてもらったりしましたが、
こういう使い方もするんだと驚きました。
でも、いつも気を使って 嘘を ついていたのかもしれません。
『青い鳥』 の 「嘘をつかないとひとりぼっちになっちゃう子が、嘘をつくんです」という言葉を思い出しました。
Mちゃんの寂しさを、受け取ってくれる大人はいるのだろうか。
この日の事を、メールでMちゃんママにお知らせはしましたが・・・