「小さかった時」のつづきです。
歩き始めたのは 10ヶ月と早めでした。
歩くのがただ楽しくて楽しくてしかたがない という感じで、トットコトットコ歩いてましたね。
近くに幼稚園前の子ども達が集まる公園があり、毎日そこへ遊びに行ってました。
同じ年くらいの子達はお砂場で遊び、お母さん達は砂場の周りのベンチに座って我が子を見守りながら 井戸端会議ならぬお砂端会議。
私も、参加したかったな~
娘1号は、公園の隣のゲートボール場と野球場の外周の散歩道をただひたすら歩き、私はその後ろをついて歩いていました。
ブランコもジャングルジムも滑り台も早くて、運動機能が遅れている様子は全くありませんでした。
でも、どうして他の子と同じ事をしないのだろう?
おしゃべりは、ちょっと遅め。
小学生に上がる頃、「小さい頃、砂に触るの嫌だったんだよね」と教えてくれました。
きっと、その頃に本人がそう言ってくれてたら 私も納得出来たと思います。
でも、言える訳ないよねえ~~
こんな生活の中のちょっとした「?」今でもあります。
その時は、説明出来ないんですよね。
この頃の忘れられない出来事。
向こうから満面の笑顔で走って来る我が子。
私は、膝を着き 両手を拡げ 我が子を抱きとめる気満々の笑顔で名前を呼び待っていると・・
横を通り過ぎて行きました。
ただ、走る事を楽しんでいたようです。
この子にとって私は何なの?母親って何なの?
結構 傷つきました。
「救われた」につづく。