あ~、やっぱりアメリカだ… | マルチカルチャー 3代目 rikarica の tidbits   〜 empty nester のつぶやき〜

マルチカルチャー 3代目 rikarica の tidbits   〜 empty nester のつぶやき〜

empty nester (エンプティ・ネスター)とは、
子供が巣立ち空になったこと

15年の親子二人三脚の学生生活も終わり、
息子は夢に向かっての勉強のため渡米

自分のこと、息子の留学生活の事など
気の向くままに

NYで働いていた頃401Kで年金運用していました。
退職した時そのままRollover IRAに変更し、会社が委託していたブローカーを引き続き使っていました。

ところが、年明け早々「非居住者の口座は閉鎖する為60日以内に移管手続きを取らなければ小切手で残金を送付」と連絡を受けたのでした。

ひぇ~!

401Kは年金なので非課税扱いなのです。

でも70才未満の早期引き出しは20%の連邦税に加えペナルティが10%と合計30%も源泉されてしまうのですよ。

嫌ですよ2/3になっちゃうなんて。

そこで、現在ドル口座があるCitibankに移管可能か打診した所、OKだったので必要書類を送ってもらうことに。
Citiに口座があるのだから、システムに登録してある住所に送ってくれるかと思いきや、なんでも開設するまでは連結しないという事で一から言わなくてはならなかったのです。

嫌な予感。

案の定海外の居住者だ、って言っているのにどうも住所入力画面は米国用。

そりゃ7桁の郵便番号は5桁のzip codeには入りきらないよね~。

まぁ、そういう超ドメ対応に慣れっこになっている私は米国住所枠に強引にはめ込みました。

でもね、お姉さん復唱しないまま実行キーを押してしまった。"Don't worry, I put it in exactly like you said" だって。

本当かな… 

2回ほど海外の住所変更しているけど一回で聞き取れた試し無いよ。

絶対届かないと思うのだけど…
ちょっと心配になり妹にメールで事情を説明しもよりの支店で必要書類をもらってもらい、別便で送ってもらいました。

こちらは1週間で手元に届いたのでした。

あきらめていたCitiからの書類は奇跡的にその1週間後に届きました。

本当に奇跡。

番地は例えば1-1-1-A101が連番111A101になっちゃってるし、

Setagaya-kuがTatagayakaだったりと町名だけが正しかった。

しかも宛名の旧姓ですら間違っていました。

町名と郵便番号の5桁と綴りが違っている私の旧姓を便りに届けてくれた日本の郵便局員おみごとでした。

でもね、やっぱり最後の最後まで期待を裏切りませんでした。

だって、封筒から出てきた書類は「口座開設」ではなく「早期引き出し及び口座解約」だったのですから。

昔はいちいち拳を振り上げていたけど、ちょっとあまりにも期待を裏切らなかったので笑ってしまいました。

とりあえずは妹が送ってくれた書類に記入しEMSしました。

無事移管手続きが終了しますよ~に。

まぁ、失敗したらそのお金でQX買~おう。