新型インフルエンザワクチン、打たないポーランド | マルチカルチャー 3代目 rikarica の tidbits   〜 empty nester のつぶやき〜

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子供が巣立ち空になったこと

15年の親子二人三脚の学生生活も終わり、
息子は夢に向かっての勉強のため渡米

自分のこと、息子の留学生活の事など
気の向くままに

日本でも先週から新型ワクチンの接種が可能になりました。テレビ各局がニューススポットで医療現場の混乱や、子どものために朝から予約の電話を入れる為に電話をかけたり、整理券の為に並んだり、と一種のパニックに近い状況を放送しています。

日本の外でもワクチンに関しては様々な動きがあります。


アメリカ

10月22日にNY州は医療従事者への「強制」ワクチン接種法案を撤回。表向きの理由は“ワクチンの量が足りず医療従事者全員に接種していたら一般に回らないため”ですが、実際には大がかりはデモや訴訟など様々な反ワクチン運動の成果だったようです。

打つ・打たない、は最終的に個人の判断。「強制」だけはされたくありませんね。

マサチューセッツ州はどうなっているのだろう。情報がまだ入ってきていませんが、こちらも撤回されることを祈っています。

カナダ
カナダでは
11月に入りグラクソスミスクライン(GlaxoSmithKline “GSK”)10月に出荷した170,000人分のワクチンを撤収することに。この時期に出荷されたワクチンは2万人に一人の割合でアナフィラクシーショックや重度の副作用を起こす確立があるのだそうです(通常は10万人に一人)。ところが、実際には既に9割が使用済みだったのです。

あ~、猛毒ワクチン既に腕の中…

Manitoba州に出荷された63,000人分のワクチンは630人分を除いて既に接種済み。69例の“副作用”が報告されており、その内2名が亡くなったそうです。報告されただけで69例あった訳ですから、それって2万人に一人の割合を遙かに超えている計算になると思うのだけど…

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ポーランド

隣国ウクライナでは新型ワクチンの変形と疑われるインフルエンザが猛威(感染者
100万人超、死者189人)をふるっています。スロバキアは5つの国境の内2つを閉鎖。ポーランドでも国境を越えてきたウクライナ人には健康チェックを行っているようです。

そんな中、ポーランドの保険大臣Ewa Kopacz氏は新型インフルエンザのワクチンの購入を拒否。ヨーロッパ内で大きな波紋を呼んでいますが医師でもあるKopacz氏は拙速すぎる臨床試験の結果は信用できないとし、“製薬会社のゲーム”には惑わされず客観的に判断し国として“国民の健康を最優先に考えた上での判断”、と国会で述べたそうです。

すばらしい!!

Youtubeでテレビ中継されたクリップが乗っています。こちらからどうぞ

CENSORED POLISH HELATH MINISTER SHOWS WISDOM OVER H1N1 SCANDAL

英語字幕の日本語訳はこちらから

こんな大臣日本にもいたらな…