このブログは、妻の闘病をきっかけに始めました。
それから約三年に渡って妻が亡くなるまで、闘病の経過を綴ってきました。小さなことなどは幾つか抜けているものもありますが、時系列でほぼ全てを網羅していると思います。
海外での闘病・治療になりますが、現在同じ病気で闘病されている方の参考になると思い、ブログ村の「子宮がん」カテゴリーには引き続き登録しています。
ただ、ひとつだけ、まだ書いていない、
言い方を変えると、どうしても書けないことがあります。
妻が永眠した日の出来事です。
それは、単に妻が亡くなったということだけではなくて、(客観的にはそうではないとしても)主観的には、僕が殺したとしか思えないような状況がありました。
その時のことは、今は努めて思い出さないようにしています。
それでも時々、不意に記憶が蘇ると、涙が溢れて止まらなくなるのです。
いつか、その日の記事が書ける日が来るのか。
また、一生書けないままなのか。
今の僕にはわかりません。
でも、もし記事が書けたとしたら、
その時には自信をもって「僕は立ち直った」
と言えるのかもしれません。