保護しないと覚悟を決めたはずやったけど
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雨が降ったり

風が強く吹いたりすると

たまらんくらいに心配になった


何回も段ボールベッドの中を確認して。。

おらんかったら

どこかで死んでしもたんかと

胸がザワザワする


外の子を看取ることは

こんな辛いことなんかと思った



数日前にも

強い風が吹いて雨が降った


あの子は段ボールベッドに帰ってこんかった


もう会えらんのか。。

と思った


ほとんど段ボールベッドから出てこんかったのに

風が吹いて雨が降ったその日に限って

おらんかった


胸が締め付けられるくらいに苦しい


そして4月4日


あの子は段ボールベッドに帰ってきとった


ご飯の準備をしてたら

ベッドから出て私の足元にきた


初めて喉元を撫でさせてくれた


今日が最初で最後のチャンスかもしれんと

そろっと抱き上げた


ネットもキャリーも使わず

抱っこしたまま家に入れた


ガリガリのあの子は

暴れたり嫌がったりすることなく

大人しく抱っこされてくれた



保護しないと覚悟を決めたはずやったけど

やっぱり無理やった



これが正解なんかどうかはわからん


それでもやっぱり

私の目の届くところで

旅立ってほしいと思った


保護から3日目


ほとんど動くことはないけど

ちゃんとトイレでオシッコして

ウンチも出とる


スープ状のパウチだったら

食べてくれる


お名前はQ太郎


Q太郎


自由を奪ってごめんな


仲間と離してしもてごめんな


のんびりのんびり行こうな