成都~ダルツェンド(康定)のバス移動
成都二日目は朝からダルツェンド(康定)へ向けてバス移動。バスは武侯祠横街沿いの康定酒店前から8:30に出発します。チケットの入手方法は簡単。前日までに康定酒店へ行き、ホテルの門に突っ立っているフレンドリーな守衛のにいちゃんに「康定までのチケットをおくれ(゜Д゜)」と言うだけでOK。110元で売ってくれます。これは「新南門汽車站」から出る康定行きのバス(NO:82)より10元安いです。

とりあえず出発前に腹ごしらえ。が、朝っぱらから羊のモツ煮込みスープは間違いだった。。。
さて例年少しずつ改善されつつある成都ー康定間の長距離バスですが今回のバスは快適でした。
まず新しいので清潔な上、シートのクッション性も良く、エアコンの効きも快適。そしてなによりもファンタスティックだったのは禁煙が徹底されていたので煙に悩まされることがなかったこと。(←これ重要)まぁなにせ高地を走る青海チベット鉄道車内ですら取り締まる側の公安がタバコ吸っていたからなぁ^^;

道中の風景。内陸の四川省は寒いと時々勘違いをされている方がいらっしゃるが、緯度的には南の方(成都で北緯30℃)なので平野は結構暖かかったりする。

途中のドライブインで昼食。写真は辣醤面(6元)。乾麺の平打麺だったが味はまぁまぁだった。

二郎山付近での巨大インフラ工事の現場写真。巨大なトンネルを掘ったり頑強な高架橋を建造しているので、当初、成都からダルツェンド(康定)~ジェクンド(玉樹)~チャムド(昌都)を径由してラサに至る噂の新鉄道の建設現場かと思いきやさにあらず、なんとコレ、輸水水路建設工事の現場なんですよ。こんな鉄道敷設工事レベルで輸水水路を建設しているところが中国の水問題の深刻さ(或いは南水北調工程などに見られる水対策の本気度)が伝わってくる。なお、チベットを巡るアジアの水の危機については現在、精力的に取材を続けているフォトジャーナリストの野田雅也氏が2/19(土)の第11回「チベットの歴史と文化学習会」にて報告されるので皆さまお見逃しなく。

ダルツェンドが近づくにつれ岩肌の崩落が目立つようになり事故車両もちらほら。政府には「盗水工事」よりもぜひこういった治水工事を最優先してもらいたい。

イヤな予感が的中し、崖崩れで道路が遮断され渋滞に巻き込まれる。。あまりにも動かないので人々はイライラし始めあちこちでケンカが勃発。自分が乗っていたバスも不当な追い抜きをかけて割りこんできた車にクラクションを鳴らしたところ逆ギレしたドライバーが怒鳴り込んできてケンカが発生。それではその一部始終をご覧ください(苦笑)。
第一ラウンド(車内編)
第二ラウンド(場外編)
なお、この動画を後日、チベット人の友人見せたところ、「カメラを壊されたり殴られたりする危険性があるからこういうことを撮るのはは止めた方がいい…」とたしなめられましたのでよい子の皆さんは真似しないように(-_-;)

峠が通行止めと聞きつけ、麓の村からサトウキビを売りに来たオヤジ。こういう期を見て敏な商魂のたくましさは感心する。

あまりにもやることがないのでどの辺で崖崩れが発生しているのか見に行ってみた。車道ブロックの模様が吉祥文様だったりするところがチベットが近づいてきている証?!
10分ほど歩いたところで崩落現場に到着。まぁこれじゃあ通れんわなぁ。。
結局、4時間近く足止めをくらいダルツェンドに着いたのは夜の八時過ぎ。そこから街に出てホテルにチェックインし荷物を降ろすともう九時を回っていた。

ダルツェンドで常宿にしている「Kangding Yangzhu Motel」のドミの室内。(一泊30元)。別にシングルでもいいのだが「誰もいないからドミでいいじゃん(゜Д゜)」といつも安い方を進めてくる康定チベット人の親切なオーナー。寒いと電気毛布のスイッチを入れてベットを温めてくれていたり、翌日の行き先を告げておくとどんなに早朝でもかならず起こしに来てくれたりと至れり尽くせりの宿で大変気に行っております。ロンプラでも紹介されている宿なので詳細はそちらで♪

時間が遅くなってしまったのでこの日は一人飯をすることにし、町で一番美味い中華料理屋「康巴餐館」(Kangba Restaurant)にてディナー。(毎年突っ込むが中華料理屋なのになぜか名前がカムパレストラン・笑)。ビール+回鍋肉&ライスでしめて36元也。話し相手がいないので日本のI女史に「いまカンパレストランでメシを食っている」とメールをしたところ、「江戸っ子寿司みたいなものか?」というレスが返ってきた。なんか電波代が損した気がした。

食後は友人が経営する町一番オシャレなバー「The Village Window」にて一杯だけひっかけこの日は大人しく宿に戻って就寝致しました。

とりあえず出発前に腹ごしらえ。が、朝っぱらから羊のモツ煮込みスープは間違いだった。。。
さて例年少しずつ改善されつつある成都ー康定間の長距離バスですが今回のバスは快適でした。
まず新しいので清潔な上、シートのクッション性も良く、エアコンの効きも快適。そしてなによりもファンタスティックだったのは禁煙が徹底されていたので煙に悩まされることがなかったこと。(←これ重要)まぁなにせ高地を走る青海チベット鉄道車内ですら取り締まる側の公安がタバコ吸っていたからなぁ^^;

道中の風景。内陸の四川省は寒いと時々勘違いをされている方がいらっしゃるが、緯度的には南の方(成都で北緯30℃)なので平野は結構暖かかったりする。

途中のドライブインで昼食。写真は辣醤面(6元)。乾麺の平打麺だったが味はまぁまぁだった。

二郎山付近での巨大インフラ工事の現場写真。巨大なトンネルを掘ったり頑強な高架橋を建造しているので、当初、成都からダルツェンド(康定)~ジェクンド(玉樹)~チャムド(昌都)を径由してラサに至る噂の新鉄道の建設現場かと思いきやさにあらず、なんとコレ、輸水水路建設工事の現場なんですよ。こんな鉄道敷設工事レベルで輸水水路を建設しているところが中国の水問題の深刻さ(或いは南水北調工程などに見られる水対策の本気度)が伝わってくる。なお、チベットを巡るアジアの水の危機については現在、精力的に取材を続けているフォトジャーナリストの野田雅也氏が2/19(土)の第11回「チベットの歴史と文化学習会」にて報告されるので皆さまお見逃しなく。

ダルツェンドが近づくにつれ岩肌の崩落が目立つようになり事故車両もちらほら。政府には「盗水工事」よりもぜひこういった治水工事を最優先してもらいたい。

イヤな予感が的中し、崖崩れで道路が遮断され渋滞に巻き込まれる。。あまりにも動かないので人々はイライラし始めあちこちでケンカが勃発。自分が乗っていたバスも不当な追い抜きをかけて割りこんできた車にクラクションを鳴らしたところ逆ギレしたドライバーが怒鳴り込んできてケンカが発生。それではその一部始終をご覧ください(苦笑)。
第一ラウンド(車内編)
第二ラウンド(場外編)
なお、この動画を後日、チベット人の友人見せたところ、「カメラを壊されたり殴られたりする危険性があるからこういうことを撮るのはは止めた方がいい…」とたしなめられましたのでよい子の皆さんは真似しないように(-_-;)

峠が通行止めと聞きつけ、麓の村からサトウキビを売りに来たオヤジ。こういう期を見て敏な商魂のたくましさは感心する。

あまりにもやることがないのでどの辺で崖崩れが発生しているのか見に行ってみた。車道ブロックの模様が吉祥文様だったりするところがチベットが近づいてきている証?!
10分ほど歩いたところで崩落現場に到着。まぁこれじゃあ通れんわなぁ。。
結局、4時間近く足止めをくらいダルツェンドに着いたのは夜の八時過ぎ。そこから街に出てホテルにチェックインし荷物を降ろすともう九時を回っていた。

ダルツェンドで常宿にしている「Kangding Yangzhu Motel」のドミの室内。(一泊30元)。別にシングルでもいいのだが「誰もいないからドミでいいじゃん(゜Д゜)」といつも安い方を進めてくる康定チベット人の親切なオーナー。寒いと電気毛布のスイッチを入れてベットを温めてくれていたり、翌日の行き先を告げておくとどんなに早朝でもかならず起こしに来てくれたりと至れり尽くせりの宿で大変気に行っております。ロンプラでも紹介されている宿なので詳細はそちらで♪

時間が遅くなってしまったのでこの日は一人飯をすることにし、町で一番美味い中華料理屋「康巴餐館」(Kangba Restaurant)にてディナー。(毎年突っ込むが中華料理屋なのになぜか名前がカムパレストラン・笑)。ビール+回鍋肉&ライスでしめて36元也。話し相手がいないので日本のI女史に「いまカンパレストランでメシを食っている」とメールをしたところ、「江戸っ子寿司みたいなものか?」というレスが返ってきた。なんか電波代が損した気がした。

食後は友人が経営する町一番オシャレなバー「The Village Window」にて一杯だけひっかけこの日は大人しく宿に戻って就寝致しました。