ネパール、不法滞在チベット人追放へ
8月に誕生したばかりのネパール共産党毛沢東主義派出身のダハル首相率いる同国の新政権が、ネパールに不法滞在する中国からのチベット人追放に乗り出したことが11日、明らかになった。 ネパールにとって中国は主要な支援国である上に、イデオロギー的に毛沢東主義を崇拝する同派主導のネパール新政権の中国寄りの姿勢が鮮明になった形だ。 内務省報道官によると、ネパールに居住するすべてのチベット人の滞在資格に関する捜査権限が警察に与えられ、不法滞在が分かったチベット人は国外追放される。 ネパールには滞在資格を持つ約2万人の亡命チベット人以外に、数千人の不法滞在チベット人がいるとみられる。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/china/080911/chn0809111738001-n1.htm
(;-ω-)…… この記事ちょっと補足します。まず、
>毛沢東主義を崇拝する同派主導のネパール新政権の中国寄りの姿勢が鮮明
となっているが、そもそも2005年1月の段階でカトマンズの法王事務所とチベット難民受け入れセンターが閉鎖されている。つまりチベットに対する圧力は今に始まったわけではない。そして“数千人の不法滞在チベット人”と書かれるとなんだか聞こえが悪いが、まず命からがら亡命してきたチベット人を難民センターが受け入れ、そして国連難民高等弁務官事務所がそれらを難民認定して初めて自由の身となる。そしてそのほとんどはダラムサラへ行く。その受け入れ先だった難民受け入れセンターを先回りして閉鎖しておいて、行き場のないチベット人を不法滞在者(法的にはそうなるが)扱いするところがいかにもネパール人のやりそうなことでいやらしい。そんな意地悪しなければ誰も好き好んであんな国にいないだろう。迷わずインドへ出て行く。その証拠にかつてネパールには7万人近くチベット人がいたが、今やたったの2万人足らずである。
また毛派以外は反毛派で一致しているのでそう一筋縄にはいかない。この国の政治は常に足の引っ張り合いで成り立っている。なので共産主義が親中国と捉えるのは拙速で、政権闘争に外圧を利用してきた歴史があり、過去の例では親インド派のコングレスなどを牽制するために国王がむしろ親中だったりした。
つまりどの政党が政権を握ろうとも一貫してチベット人には冷たい!!!
これはなにも政党に限らずそもそもネパール人がチベット人に対して良い感情を持っていない。その理由をいちいち述べると長くなるので割愛するが、まぁセコイ心からくる嫉妬心であることだけは確か。若者と話していても「ダライ・ラマって実はすげぇ幼女好きの変態なんだぜ」とか平気で言ってきて呆れる。 マジ仏罰喰らえ。
それから、
>ネパールにとって中国は主要な支援国である上に、
そうかもしれないが、過去も現在もネパール支援に関しては日本がぶっちぎり頭一つどころか10も20も抜きん出て最大の支援国家である。空港も電力インフラも通信インフラもすべて日本が作った。医療施設も山屋であり、厚生族のドンでだった、故○龍元首相がバカみたいにカネ投入したおかげで国力からすると贅沢すぎるくらいの設備が揃っている。 にも関わらず日本はまったく影響力を行使出来ていない。ようするになめられているんだな。ホントこのおねだり民族はお金のもらい方だけは天才的で散々援助してもらっておきながら、前回国連で日本の常任理事国入りの投票があった時に、中国と手を組んで反対票を投じやがった。ぎりぎり!!
ところでネパールには70近い民族がいる。そうなると何をもってネパール人と定義するのか?が難しい。ではここまでワシが批判してきたネパール人とは何ぞや?というとバウン(ブラーミン、バラモンね)のことを指している。彼らは最上位カーストの支配階級である。バウンの血統はアーリアンなのでそもそもよそからやってきてこの国を支配しているわけだから、歴史は遡るものの、ようは中国がチベット等でやっている事と同じな訳だな。
(まぁ民族浄化まではしていないけどさ。。)
しかも政治家も公務員もほとんどバウンが独占しているから、この辺のことが分かっていないとこの記事も、またチベット人のデモに対する容赦ない取り締まりも理解できないだろう。なにせ毛派のプラチャンダ(ダハル首相)だってバウンだから。
亡命を試みるチベット人にとってナンパ・ラを径由するネパールルートの閉鎖は致命的である。
せめて自由を求めて亡命してくるチベット人くらいは最低限保護するよう、この国に関わったものは声を上げるべきではないだろうか?
http://sankei.jp.msn.com/world/china/080911/chn0809111738001-n1.htm
(;-ω-)…… この記事ちょっと補足します。まず、
>毛沢東主義を崇拝する同派主導のネパール新政権の中国寄りの姿勢が鮮明
となっているが、そもそも2005年1月の段階でカトマンズの法王事務所とチベット難民受け入れセンターが閉鎖されている。つまりチベットに対する圧力は今に始まったわけではない。そして“数千人の不法滞在チベット人”と書かれるとなんだか聞こえが悪いが、まず命からがら亡命してきたチベット人を難民センターが受け入れ、そして国連難民高等弁務官事務所がそれらを難民認定して初めて自由の身となる。そしてそのほとんどはダラムサラへ行く。その受け入れ先だった難民受け入れセンターを先回りして閉鎖しておいて、行き場のないチベット人を不法滞在者(法的にはそうなるが)扱いするところがいかにもネパール人のやりそうなことでいやらしい。そんな意地悪しなければ誰も好き好んであんな国にいないだろう。迷わずインドへ出て行く。その証拠にかつてネパールには7万人近くチベット人がいたが、今やたったの2万人足らずである。
また毛派以外は反毛派で一致しているのでそう一筋縄にはいかない。この国の政治は常に足の引っ張り合いで成り立っている。なので共産主義が親中国と捉えるのは拙速で、政権闘争に外圧を利用してきた歴史があり、過去の例では親インド派のコングレスなどを牽制するために国王がむしろ親中だったりした。
つまりどの政党が政権を握ろうとも一貫してチベット人には冷たい!!!
これはなにも政党に限らずそもそもネパール人がチベット人に対して良い感情を持っていない。その理由をいちいち述べると長くなるので割愛するが、まぁセコイ心からくる嫉妬心であることだけは確か。若者と話していても「ダライ・ラマって実はすげぇ幼女好きの変態なんだぜ」とか平気で言ってきて呆れる。 マジ仏罰喰らえ。
それから、
>ネパールにとって中国は主要な支援国である上に、
そうかもしれないが、過去も現在もネパール支援に関しては日本がぶっちぎり頭一つどころか10も20も抜きん出て最大の支援国家である。空港も電力インフラも通信インフラもすべて日本が作った。医療施設も山屋であり、厚生族のドンでだった、故○龍元首相がバカみたいにカネ投入したおかげで国力からすると贅沢すぎるくらいの設備が揃っている。 にも関わらず日本はまったく影響力を行使出来ていない。ようするになめられているんだな。ホントこのおねだり民族はお金のもらい方だけは天才的で散々援助してもらっておきながら、前回国連で日本の常任理事国入りの投票があった時に、中国と手を組んで反対票を投じやがった。ぎりぎり!!
ところでネパールには70近い民族がいる。そうなると何をもってネパール人と定義するのか?が難しい。ではここまでワシが批判してきたネパール人とは何ぞや?というとバウン(ブラーミン、バラモンね)のことを指している。彼らは最上位カーストの支配階級である。バウンの血統はアーリアンなのでそもそもよそからやってきてこの国を支配しているわけだから、歴史は遡るものの、ようは中国がチベット等でやっている事と同じな訳だな。
(まぁ民族浄化まではしていないけどさ。。)
しかも政治家も公務員もほとんどバウンが独占しているから、この辺のことが分かっていないとこの記事も、またチベット人のデモに対する容赦ない取り締まりも理解できないだろう。なにせ毛派のプラチャンダ(ダハル首相)だってバウンだから。
亡命を試みるチベット人にとってナンパ・ラを径由するネパールルートの閉鎖は致命的である。
せめて自由を求めて亡命してくるチベット人くらいは最低限保護するよう、この国に関わったものは声を上げるべきではないだろうか?