タコづくし♪ | チベせん日記

タコづくし♪

我が心の故郷 、南三陸町(旧:志津川町)でタコ漁が解禁になったと聞き、これは食べに行かねばと昨日早速行ってきた。

三陸のアワビを餌に育った志津川タコは「西の明石、東の志津川」とも言われるほど知る人ぞ知る逸品。

通称、「タコの口開き」と言われるタコ漁は、毎年三陸沿岸に冬の訪れを告げる第一回目のアワビ漁の後と決められており、その最も忙しいタコの口開きの日にウチのおかんは生まれた為、じーちゃん&ばーちゃんは大そうバツが悪かったらしい^^;


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訪ねたのは南三陸料理『志のや 』さん。以前、法事で利用させてもらったことがあったのだが、なかなかの繁盛店でこの日もお昼前には既にさらっと満席状態。辛うじてカウンターに着陸し、お目当ての「たこつぼ御膳(2000円)」を注文すると仲居さんに、「今から炊きますので時間かかりますよ…」と言われたが、聞けば30分くらいとのことなので余裕で待つことにする。


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こんな感じで目の前で炊きあがるのを待つ。


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たこめし御膳のラインナップはこんな感じ。タコの柔煮が本当に柔らかくて美味しい。また、この日のお造りはカジキマグロと戻りガツオだったのだが、この戻りカツオが全く臭みがなく、脂のサシが入っていてまるでマグロの中トロみたいで美味しかった。


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これは待っている間、親方がサービスで出してくれたタコの白子。これがネットリ&プリプリしていて美味しい!!尿酸値の爆上げ間違いない珍味だ(泣)。


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のっけからタコが美味しいので思わず追加で注文してしまったタコの刺身(650円)。柔らかくて上品な磯の香りがする逸品。あーもうこれ食う為なら痛風の痛みを我慢してもいい(苦笑)。


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ほどなくしてやってきた焼きだこ。壺がカワイイ。これを梅ダレで頂きます。焼くことによって磯の香りがさらに増してボーノ♪


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あれこれ楽しんでいる間にたこ飯が炊きあがる。写真だと分かりづらいがタコからでた煮汁をよく吸ったごはんがほんのり紅色に炊きあがりまるで赤飯みたい。これが噛めば噛むほど幸せがにじみ出てくるような美味しさで思わず顔が綻んでしまう。具のささがきごぼう&油揚げのコンビネーションもいいですねぇ^^

親方曰く「30品目くらいたこ料理を試作したが、何のことは無い焼きだことたこ飯が一番美味かった(笑)」とのこと。それだけ素材がいいってことですね♪

すっかり志津川たこを堪能し、大満足で席を立とうとした時、連れが、


「すいませ~ん、このたこ飯って食べきれなかった場合、おにぎりにしてもらうことも可能ですか(゜Д゜)?」


と笑止千万な質問を親方に放ち、一瞬店内に緊張が走ったが、「えぇ、その時は言ってもらえればおにぎりに握ってあげますよぉ♪」と気さくに言って頂き、事なきを得た。さもなきゃ断腸の思いで置き去りにしてくるところだった。

『志のや』のたこ御膳、美味しゅうございました。御馳走様でしたm(_ _)m

他にもギンザケの養殖発祥地でもある南三陸町は産卵期のこの時期に地域のお店が提携して、「南三陸キラキラいくら丼 」と称したイクラ丼をサービス価格にて提供しておりますので、食欲の秋に三陸の海鮮丼を食べ歩くのもいいかもです^^
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http://www.m-kankou.jp/topics/upload/1286427085_01.pdf

(↑PDF注意)