「 イタタタタ~~~~!!
歩けない、動けない、、脚がしびれる、、、 」
春休みもおわりかけの
ある日。
日々
健やかに過ごしてた子供たちとママのよこで
ひとり
急に朝から
激痛でもだえ起きだしてきたパパ。
実はこの春から
主人、
( ずっと治っていた、うまれつきのアトピーが )
再びアトピーを発症していて
全身
ぐちゅぐちゅ(陰)
と
カサカサ(陽)の
混合のアトピー湿疹が広がっていた。
そんなアトピーの最中
この日
急に
脚のイタみ( &しびれ )が
パパを襲ったのでした。
パパ
脚が激痛すぎて歩けないわ
しびれるわで
( いったい、今、自分に何が起きてるのか?
不安と恐怖も入り混じっていたようで )
急いで
大学病院へ診察の予約をいれたパパ。
「 せっかくの春休み
( 桜満開なのに )
いっしょに遊びにいけなくてごめんね 」
ヨワヨワしい
パパ・・・
子どもたち3人
( 7歳長女ちゃん、5歳次女ちゃん、3歳長男くん )
元氣いっぱい
パワフル全開で
晴天うららかなこんな日に
ママも
お花見行く気まんまんだったのに。
あぁ・・・
病気ってほんとうに
幸せな時間を奪っていく(T^T)
これから
病院で丸一日過ごすなんて・・・
診察に、検査に・・・
何時間待つのかな
何回通うのかな
子どもたちと
今日のこの晴れた日に
あの桜並木のしたを走り回りたかったなぁ
家族みんなで遊びにいきたかったなぁ
うるうる・・・
ごくごくふつうの
ママの心の叫びは
いつもいつも
家族の
こんなとき。
私の内側のどこかから
食医ママを呼び醒ますのでした。
こんなときは
やっぱり
食医ママの登場です☆
大学病院にいくまえに
この
パパの
『 ナゾの
脚の激痛
歩けない
立ち上がらないほどの痛みとしびれ
それからアトピーを 』
おうちで
安心・安全に
『 食 』で
治していきたいー☆
そして
家族でいっしょで
この春、お出かけに行きたい♡
☆*・。・*☆*・。・*☆*・。・*☆*・。・*☆*・。・*☆*・。
さて
まずは
望診から。
( ※望診:体の表面に顕れたサインから、内臓の状態、体内の状況を知る術 )
春の
『 肝臓 』の排毒シーズンになり
すっかり治っていたはずの
うまれつきのアトピーが
この春
ふたたび噴き出してきたパパ。
( 今年40歳 )
さて
まずは
望診をして
パパの体内でいま
①何が起こっているのか?
②何が『 ナゾの足の痛み・しびれの原因 』になっているのか?
そこをまずは探り
原因をみつけていきたい。
そして
その原因にアプローチする
『 食箋 』で
カラダの治りを助けていきたい。
( 足のしびれを治す )
さて
さっそく
望診をしてみるとー・・・
まず
パパの顔色は
『 ドス黒く 』
アトピーのようすは
いまは
『 カサカサ(乾疹) 』
してる。
( ぐちゅぐちゅのアトピーは砂糖などの陰性のものが原因なのだけれど、これをおやすみしたところ、出切ったようで治り。
いまは、カサカサだけが残っていた。 )
ここから
まずは負担になっている臓器を特定。
『 黒 』という色からのサインで
『 腎臓 』がSOSだということがわかる。
※ 黒は「 腎臓 」からの色。
たとえばほかには
赤は心臓・小腸
青は肝臓・胆のう
黄色はすい臓・脾臓
白は肺・大腸 です。
アトピーの状態は
『 カサカサの乾疹 』
これは
『 陽性な状態 』で
『 陽性のものが原因 』のアトピーだとわかる。
さらに具体的には
『 動物性食品 』
のなかでも
とくに
陽性が強いものが特定されてくるのだけれど
( 塩気が強い、干物、乾燥している、焼いたもの、など )
腎臓に負担がかかっている、
ということで
腎臓に
蓄積しやすいものといえば
動物性食品のなかでも
とくに
『 塩気 』のいちばん強いもの。
( 塩気という陽性さがいちばん強い )
( 腎臓は『 塩気 』のものが影響されやすい臓器 )
つまり
『 魚 』
が特定されてくる。
( アトピーを発症しているので
「 すい臓 」にも負担のかかっている食べ方として『 お刺身 』や、「 腎臓 」に負担のかかる「 焼き魚 」など、『 魚 』のたんぱく質のつまりの可能性が高い。 )
どうやら
パパの腎臓に
『 魚の塩気 』
が蓄積してるようすが、望診から診えてきた。
( これが、カサカサのアトピーに、顔のドス黒さから診えてくる )
さらに
パパの
脚は
全体的にパンパンに張っていて
水分がたまっているようす。
この
『 脚に水分がたまっている 』
っていうことから
脚にたまった水分が
脚の神経を圧迫して
脚をしびれさせている
というのが分かる。
『 脚 』『 水分 』ということからも
『 腎臓 』からのSOSが分かる。
やっぱり
腎臓に
陽性のつまり
がある
ということが
より具体的に診えてくる。
ちなみの
この
『 魚の塩気 』っていうのは
『 魚のたんぱく質 』のなかに含まれているのだけれど
この魚のたんぱく質が
腎臓につまっているよう。
( ちなみに、動物のたんぱく質のなかにある塩気は、いちどその動物のカラダ用に使われた塩気で、人体ではミネラルとしてはたらかずに、たんに、塩気の陽性の作用で、体をぎゅっと引き締める、というはたらきだけをする。なので、血管壁をぎゅっと狭くしたり、皮膚表面をゾウの足のようにゴワゴワにしたり、肌に深いシワをつくったりする。こういう塩気を、中古の塩、という意味で、古塩(こえん)と呼ぶ。 )
腎臓は
( カンタンにいうと )
スポンジの網の目状になっていて
( =糸球体 )
ここに
魚のたんぱく質(古塩)がつまっている可能性が高い。
この古塩によって
糸球体の網の目がぎゅっと狭まっている。
( &たんぱく質は陰性なのだけれど、この陰性さで、腫らせている。 )
ということが
症状から
把握できる。
腎臓は
血をろ過して
全身にまたきれいな水分をまわすはたらきをしているのだけれど
この腎臓がつまっちゃってると
( 尿として )
いらない水分を
カラダから出せなくて
脚に
水分( 老廃物 )がたまっていってしまう。
↑
この状態になっているようすのパパ。
体のなかの水分は
「 すい臓 」と「 腎臓 」がセットになって
代謝をつかさどっているのだけれど
パパの体質は
もともと
この
「 すい臓 」がSOS
だっていうこともわかる。
『 すい臓 』は
血糖値のコントロールをしたり
肝臓といっしょに油脂を分解したりがお仕事なのだけれど
たとえば
砂糖や
油脂をたーーっぷり
食べていると
この『 すい臓 』が過労になって
はたらきが低下する。
そうすると
カラダの
水分代謝力も弱って
カンタンにいうと
『 血液が酸化しつつ
水太りな体質 』
になる。
この状態は
花粉症や
アトピー体質になっていきやすい。
また
チーズ、乳製品は
『 すい臓 』に蓄積しやすくて
『 すい臓 』を弱らせやすい。
( すい臓がんや、急性膵炎、慢性膵炎も、こういったもの+アルコールなどでなりやすい。 )
ここにさらに
大腸を弱らせるようなことをしていると
( 大腸に蓄積しやすい『 小麦粉製品 』をメインに摂っていたりすると )
大腸は『 皮膚 』とつながっているのだけれど
皮膚からの排毒となって
アトピーとして皮膚からの症状が出やすい。
パパは
私と出会う前
×実家では毎日揚げ物(←油脂たっぷり、それもトランス脂肪酸 )
×コーラ大好き( ←「 すい臓 」を弱め )
×お酒大好き( ←「 すい臓 」「 肝臓 」「 腎臓 」を弱め )
×チーズが大好き( ←「 すい臓 」に蓄積 )
×パンが大好き( ←「 大腸 」に蓄積 )
×ピザ、菓子パン・・・( ←「 すい臓 」「 大腸 」がSOS )
×昼夜逆転の生活( ←自律神経を弱め、排毒力が弱まる )
極めつけは
うどんにチーズをかけて食べていた
というような食生活、生活リズム^^;
私と結婚してから
昼夜逆転の生活が
まずは
ちゃーーんとした昼リズムにもどって
いきなり
自律神経がととのって
結婚当初は
『 排毒 』の春になると
皮膚から
アトピーとして『 排毒 』しだしていた。
( 体中から、ほんとうにチーズ臭さがすごかった!体臭としても皮膚の汗腺から排毒をしていたパパ。 )
はじめは
皮膚科で
大量の飲み薬と
いちばん強力なステロイド剤を処方されて
それを毎日毎日塗ったり飲んだりしていたのだけれど
はじめはキレイになったように見えても
すぐに
もっともっとひどく
アトピーがでてくるのでした。
( 体が出したいものを、内側に戻そうとしているんだから、治るわけがない。)
それが
数年かけて
脱ステ、脱化学添加物などなど
おうちの食事で
ようやく
すっかり
治っていたパパ。
今年は
数年ぶりに
アトピーの発症です。
興味深いのは
同じアトピーでも
今回は
過去の状況とは違って
今回の望診のように
とくに『 腎臓 』からのSOSがあったこと。
さて
そんなパパに体内のようすが
食医ママには
いろいろ
観えてきたわけで
あとは
ここから
カラダを治していく
中庸に戻していく
( 脚のしびれを原因から治し、アトピーを治す )
そんな
『 食箋 』
( 食の処方箋 )
を
導きだしていきます!
☆*・。・*☆*・。・*☆*・。・*☆*・。・*☆*・。・*☆*・。
。・*☆食医ママオリジナル食箋☆*・。
命名
『 小豆大根湯( あずきだいこんとう 』
つくりかた☆
さて
ねらいは
まずは
望診どおり
この『 腎臓 』につまった動物性の塩気を抜くこと。
そして
↓
腎臓の『 水分代謝 』を正常にもどして
↓
脚にたまった水分を出して
( 腎臓といっしょに「 すい臓 」も助ける )
↓
水分が圧迫している
脚の神経を解放して
↓
脚のしびれを治す。
そんな手順。
根本にアプローチすることで
ドミノ式にぜんぶ解決させる。
だからまずは
『 食箋 』で
この
『 腎臓 』にシュートを決めたい!!
( 確実に、ここにゴールを決めたい )
さてそこで
必要な食材を
命の土台
『 台所 』から選び出した。
動物性の塩気(古塩)は
たんぱく質のなかに含まれているので
まずやることは
この『 たんぱく質 』を分解したい。
そこで選んだ
たんぱく質分解酵素となるものに
『 大根 』をチョイス!!
( ほかにも、たんぱく質の分解酵素には、干ししいたけ、切り干し大根、玉ねぎ、リンゴ、みかん、など、いろいろある。それぞれに、分解の得意なたんぱく質の種類がある。高血圧も治せる。今回は、生の大根を使うことにした。 )
そして
確実に『 腎臓 』に届かせるために
『 腎臓 』と同じエネルギーを持つ食材
『 小豆 』をピックアップ!!
さらに
『 すい臓 』と『 腎臓 』に
確実に届かせたい
ので
この『 臓器 』に薬効が届くように
指定して
『 食箋 』を調合!!
この
『 大根 』と『 小豆 』の
形状を
『 水分状 』にします。
( 水分状にすることで「 すい臓 」「 腎臓 」に薬効が届きます。 )
☆つくり方☆
無農薬・無化学肥料の『 大根 』を使用。
大根は
真ん中からうえの部分を使う。
( 甘い部分 )
プラスチック
またはステンレスのおろし金で
大根おろしにする。
( ×鉄製のものは、大根の薬効が変質するので使いません。 )
この
大根おろしを絞った汁を用意。
この
大根おろしの『 汁だけ 』
というのがポイント。
( 確実に『 すい臓 』と『 腎臓 』に届かせるため。 )
腎臓につまった
たんぱく質を分解する酵素の力を
最大限に高めるため
いちばん陰性の状態の
生で使います。
つぎに
『 小豆の煮汁 』をつくる。
無漂白のお茶パックに
( ↑今回、使用したもの )
小豆を入れて
煮出す。
( 早く濃いめに煮出すために、昆布をひときれ入れると
小豆と昆布の陰陽がひきつけあって、どちらも早くやわらかくなる。 )
↓今回つかった小豆
オーサワの国内産小豆(1kg)【オーサワ】
1,814円
楽天 |
( 粒の小さいタイプにものほど、陽性さが強く、体の芯に届く。 )
大根おろしの汁に
アツアツの小豆の煮汁を注ぎ入れて
( 合わせてだいたい400~500ccくらい )
さいごに
本醸造のお醤油をうすめに注ぎ入れます。
『 うすめ 』
というのがポイントで
これは
腎臓につまった動物性の塩気を抜きつつ
新しくキレイな塩気と入れ替えていくため。
できあがり。
腎臓につまった
動物性の(陽性の)たんぱく質(&古塩)を抜く
『 小豆大根湯 』!!
今回の望診が正しければ
そして
狙いどおりに腎臓(と「 すい臓 」)に効いてくれれば
( 原因の臓器にアプローチすることができれば )
治るはず。
間違っていたら
もちろん治らない。
そうしたら
大学病院に行くだろうの、パパ。
検査をして
注射をするのか、処方されたクスリを飲むのか・・・
( それで、ほんとうに治るのか? )
食医ママにとっての正解は
( 中庸へのカラダの戻りを助けられたのかは )
結果として
いつも
カラダがそのまま教えてくれる。
食医ママはいつも
ほんとうの原因だけをみつめて
( 体でいま、何が起きているのか
本当の原因だけを正しく把握して )
あとは
静かに
結果だけが
すべてを物語ってくれる。
☆*・。・*☆*・。・*☆*・。・*☆*・。・*☆*・。・*☆*・。
『 食箋 』をつくった
その夜
さっそく
眠るまえに
『 小豆大根湯 』を飲んでから寝たパパ。
おいしい、おいしい、と飲んでいたパパ。
( この、おいしい、と感じるかどうかが、いまの自分のカラダの陰陽バランスに合っているかどうかのサイン。
おいしいと感じる塩加減、濃さを探ることが重要。今回は、私のつくったままで、主人がおいしかったようなのでOK! )
翌朝。
『 あ!!( 脚が )痛くない!!! 』
パパの歓喜の声が
ひびきわたった我が家のリビングなのでした。
昨夜
飲んでから
夜間に
みるみる
尿意を感じ
お小水が
2、3回たてつづけに出た、というパパ。
腎臓につまった
動物性のたんぱく質(古塩)が
どうやら確実に
『 小豆大根湯 』で分解されたようす!
これで
ねらいどおり
ようやく
『 水分代謝 』がスムーズになって
尿として
脚にたまった水分が排出されたよう。
同時に
いままで
脚にたまった水分で
圧迫されていた神経も解放されて
脚のしびれもほぼ治ったようす。
さて
2日目の夜。
この日も
『 小豆大根湯 』をひきつづき飲み
眠りについたパパ。
同じく夜間
また
2回ほどお小水に起きた。
朝起きると
この日は
『 あ! 走れる!!! 』
こんどは
走れるように快復したパパ。
子どもたちと日中
桜並木の公園のしたで
駆け回って遊べるほどになっていた。
パパ
キックスケーターに乗りながら
「 ママみて~!走れる~♪ 」
と感動しっぱなしの無邪気さに
笑えるママ。(笑)
さてさて
3日目の夜。
今夜も
『 小豆大根湯 』を飲んで寝ると
またまた夜間に
お小水で起きつつ
翌朝
なんと
こんどは
ママもびっくり!!!
顔のドス黒さがキレイになくなり
まさかの
つやつやの肌に!!!
全身のカサカサの
アトピー肌も
すっかりきれいな
つやつや肌に治っていたのでした!!!
( アトピーがこんなに急にキレイに治るなんて、これには食医ママ本人がびっくりでした。
やっぱり、「 すい臓 」もいっしょに助けることができたんだ、と納得。 )
脚も
まったく正常に戻り
ふつうに生活できるし
まったく
なんともない!!
と、パパ。
むしろ予想外にはやく
アトピーもいっしょに治り
「 腎臓 」だけでなく
いっしょに水分代謝をつかさどっている
「 すい臓 」も助けられたのが分かる。
予約していた大学病院には
行く必要もなくなり
すっかり
治ったパパなのでした☆
( 病院にいっていたら、どんな検査をして、どんな検査結果がでて、どんなクスリや治療がされるのか、気になるママなのでした。 )
今回も
なんの薬も使わず
とくに
特別な食事療法も
今回はなにもなく
( 上記の、各内臓に負担のかかる飲食物をとくにおやすみしたくらい。砂糖やチーズとか小麦粉とかをおやすみ。つまりピザとか。 )
ピンポイントで
主人のカラダのなかへ
『 食 』の薬効を届かせることができた、今回の一件でした。
私は
10日を目安に『 小豆大根湯 』を続けようと思っていたのだけれど
3日で
脚のしびれとともに
アトピーも治ったので
ここで
この『 食箋 』は、もう終了ー☆
。・*☆ーさいごにー☆*・。
同じ
アトピー
脚のしびれ・痛みでも
その出方( ぐちゅぐちゅか、カサカサか、など )
は
それぞれのカラダの『 ほんとうの原因 』によって
ひとそれぞれ☆
今回の『 小豆大根湯 』は
とても『 陰性 』の強いもので
陽性体質のかた向き☆
貧血の方や
体力がない方
虚弱な方
お子さまには
薬効が強すぎて
左の腎臓の痛み、になったりするので禁忌です。
( 陰性が強いと、左の腎臓を痛めます。 )
また
この『 食箋 』が体に合うかたでも
つづけて10日以上つづけないようにされますように☆
( さいしょの3日ほどで効果がでたら、あとは、飲むのをおやすみするか、ときどき、飲まれるといいですね。 )
『 命の本質 』を尊重し
家庭のキッチンにあるもので
安心、安全に
家族のカラダを治す
そんな食医ママの智慧が
これからの時代の
もうひとつの
選択肢として
家族の命を守りますようにー☆
すべてのママとこどもたちと
それを支えるパパたちが
この春も
笑顔いっぱい
元氣いっぱいでありますようにー♡*・。