☆―許可をいただいて掲載いたします―☆

 

 

 

私の個人健康相談を申し込まれたかたは

わたしの電話番号を知っていると思うのですが

 

これは緊急のときのライフラインにもなってきました。

 

 

突然の事故や

突発的な症状など

 

緊急のお電話をいただき

その場の応急対応をお伝えさせていただく

 

ということがたびたびありました。

( 電話番号がわからないときはメッセンジャーの『通話』機能が役立ちました! )

 

 

 

さて

先月では

( ※昔の記事なので5月のGW時のことです。)

 

★子どもが後頭部を強く強打されて意識不明で運ばれたときの緊急電話。

 (緊急対応方法をお伝えし意識が戻る。)

 

★突然の嘔吐(食中毒)の緊急電話。

  (緊急対応方法をお伝えし無事治る。)

 

★突然の鼻血の緊急電話。

  (対応方法をお伝えしすぐに止まる。)

 

★長引く高熱で入院になるところだったお子さまの緊急電話。

  (対応方法をお伝えし、家庭で治る。)

 

★乳幼児のやけどの緊急対応方法

  ( 対応方法をお伝えし、すぐに痛みがひき家庭でキレイに経過させる。)

 

などがあって

リアルタイムで緊急に対応することが多かったのですが

( やはりGW,いろいろ起きますね。)

 

 

 

このなかでも

 

 

今回はご相談者さんに許可をいただきまして

  乳幼児のやけどの緊急対応方法のときの経過を

いただいたお写真とともに

こちらでも公開したいと思います。

 

 

 

いつか

どこかで同じようなご状況になられたママさんやお子さんがいらしたら

そのとき

この記事が

尊い命を守ることに役立てることがあれば本望です―。

 

 

 

 

《 やけどの緊急対応 》

 

 

その日は

土曜日でした。

 

 

私のもとに

 

緊急のメッセージが届き

すぐに彼女に電話をしました。

 

 

寝返りをはじめたばかりの乳幼児のお子さんが

 

ママさんがご実家へ帰省中

リビングでやけどをしてしまったんですね。

 

 

手の届くような高さの台に

置いてあった熱いお茶に

 

赤ちゃんが指を入れてしまったそうです。

 

 

泣き止まない赤ちゃん!

パニックになるママさん!

 

そこで、すぐに私へ連絡。

 

 

 

折り返しすぐに電話をして

状況を伺うと

 

やけどしたのは4本の指、患部は

『 水ぶくれ 』

になっているということです。

 

【 いただいたお写真です 】

 

 

 

 

 

ここでまず

 

瞬時にあらゆる判断をするのが

無双原理( 正食医学 )の応用となるのですが

 

 

 

まず

 

患部をみたときに

 

このように『 水ぶくれ 』になっていたので

流水はNO

(水ぶくれのやけどでないもっとごく軽いものならOK)

 

と判断しました。

( 後半で解説します。)

 

 

 

 

さらに、氷水は? 

というと

 

まず

いま、やけどした患部というのは

 

空気に触れられない状態になっているんですね。

 

 

 

カラダが

患部を『 水ぶくれにさせた 』

ということは

 

 

これは

 

その『 自前の体液 』で、失った皮膚をガード(保護)している。

 

 

 

 

この水ぶくれの『 自前の体液 』こそが

重要な『 自分の薬 』になっているいま。

( 外気から皮膚のしたの層を守っている状態 )

 

 

 

氷水を使って冷やそうとすると

これは冷やし過ぎて

 

この

自前の体液(薬)をカラダが出す働き(代謝)を止めてしまうので

 

 

氷を使うと

やけどがもっと大きくひどくなることが考えられました。

 

 

なので

 氷水はNO

と判断しました。

 

 

 

 

 

そこで

ここもポイントで

 

 

やけどをしたのが

赤ちゃん

 

なので

 

 

何か

 

◎手を固定しながら

◎患部を守りながら

◎患部の酸化した熱を癒す方向で

◎安心・安全に

◎それも、『 いま、そこにあるもので 』!!!

 

やけどの患部を癒せるものはないか??

 

と考えました。

 

 

 

 

 

いま

家にあるもので・・・!!

 

 

そこで、とっさに思いついたのが

 

◎お豆腐です!!

 

 

 

 

 

お茶碗に、お豆腐を入れて

そこに赤ちゃんの手を突っ込むように!!

とお伝えしました。

 

 

( お茶碗にいれることで、固定できます。)

 

 

 

ママさんもとても冷静に

ご実家ということで

 

 

お豆腐は冷蔵庫にありましたので

 

すぐに対応☆

 

 

 

 

お豆腐に

 

やけどをした指を入れていたら

ようやく泣き止んで

そのまま眠った、ということでした。

 

( ホッ☆ )

 

 

 

 

 

やけどしたばかりの皮膚の表面というのは

いっきに酸化しているで

 

このやけどの患部の酸化熱を

 

豆腐強力アルカリ成分(カリウム)

 

ぐんぐん直接吸い取ってくれる。

 

中和していくので痛みも引き、患部を治していきます。

 

 

 

緊急時にそこにあるもので

そう、判断してのことでした。

 

 

 

 

 

そして

 

お豆腐のように

 

ほどよく固形なので

 

赤ちゃんの指が動かないようにうまく固定もできます。

 

(なので、お茶碗に入れて使う、ということもポイントでした。水よりもいいです。水は酸化した患部を弱アルカリにするわけではないので痛みは引かないですね。)

 

 

 

 

この

水ぶくれの体液(自前の薬)に守られながら

皮膚は空気に触れずに再生していきますので

 

 

故意に

水ぶくれを破いて水を抜いたりせず

 

(豆腐を使って水ぶくれの水分を皮膚表面から吸収していきながら)

 

 

 

 

このまま

自然に皮膚の皮が剥けてくるように

 

 

やけど患部の酸化を中和しながら

(痛みがひきます)

自然に治る経過を助ける

 

 

というのが

 

 

今回の

 

緊急時の食医ママの判断・応急手当の方法案でした。

 

 

 

( その後、1週間、経過のご連絡をいただき。)

 

 

 

その後

 

もし家庭で経過させるのなら

 

 

その場合の

内容手当と外用手当をお伝えしました。

 

 

 

 

数日

 

外用はお豆腐で冷やしていくということを続けているうちに

だんだんと自然に水ぶくれの水が抜けてきました。

 

 

 

 

人差し指は

 

遅れて、水ぶくれになってきましたね。

( やはり患部を再生する代謝によっての、自前の薬ですね。)

 

命の本質を尊重し

 

自然の経過を守ります。

 

 

10日後・・・

 

自然に水ぶくれの部分が剥けて

きれいな皮膚が再生してきました。

 

 

 

そして14日後☆

 

 

☆ご本人ママさんからのメッセージ☆

 

『 あのときはパニックになりましたが、冷やしても泣き続けていたのに豆腐ですぐに泣き止んだのには驚きました。 以前の私なら病院で抗生物質を処方されていたらそれを飲ませるだけの対処になってしまっていたと思います。梅ぼしの黒焼きや黒ゴマ塩を食べさせ感染症にもならずに治せました。ほんとうにありがとうございます! 』

 

 

 

 

 

 

 

2次感染などにかからないよう

 

内用手当も施しながら

 

丁寧に経過をされていくことが

 

 

 

やけどをした瞬間から

 

その後なによりも大切なことですね。

 

 

 

 

 

クスリの抗生物質を使わずとも

 

そもそも血液が酸化するような飲食物を摂らずに

 

血液を弱アルカリの中庸に保っていれば

細菌もウイルスも繁殖できないので

2次感染を防げます。

 

ケガ後はこの状態に、『 食 』でもっていきます。

 

( クスリ(抗生物質)で腸内細菌を滅菌させると、免疫そのものも、内臓機能も低下していきつつ、その後、細菌のいなくなった腸内にはカビが増殖していくので、長期的に考えてリスクの高いクスリの抗生物質は使わない方向で『 根本から治す 』を尊重しているのが、食医ママです。)

 

 

 

 

《 内用手当て 》

 

そういった理由から

やけどのときの内用手当もとても大切です。

 

 

全身の血液が酸化していると

 

( 砂糖、動物性の過剰、『 白米肉乳食 』がメインだったり、ストレスなど、体内にビタミン、ミネラル、カルシウムなどが足りなくて血液が酸化しているほどに化膿したり感染したり症状が悪化します。)

 

ケガややけどをしたしたあと

そこから入ったばい菌が

 

酸化した血液の状態では

すぐに全身に周り(繁殖)ますので

2次感染を起こします。

 

 

 

これも

まず

 

酸化した血液のカラダにおいて

一番に失われていくミネラルである

 

カルシウム

 

それを補い、血液を中庸(弱アルカリ)に保つことを意識します。

 

( 今回のやけどで、お豆腐で痛みがひき泣き止んで眠りについた赤ちゃんが、起きた時にママさんにすぐに食べさせてあげるようお伝えしたのが『 黒ゴマ塩 』と『 梅干しの黒焼き 』でした。)

 

 

 

やけど、またはケガをしたら

 

すぐに黒ごま塩(カルシウム)を舐めます!

 

( 止まらない出血の場合にも、治ります。)

 

 

ほかには梅エキスもいいです。

 

 

体内の酸化を弱アルカリに戻すものとして(2次感染から守る)

★梅エキス

★黒ごま塩

★梅干しの黒焼き

梅干の黒焼 15g 梅干の黒焼 15g
896円
楽天

 

 

このあたりが手元にあればいいですね!

 

 

 

やけどしたあと

というのは酸化した血液に繁殖する

細菌感染に注意したいので

 

こうした天然の抗生物質となるアイテムを

10日ほどつづけて飲まれることが大切です。

 

 

 

 

やけどを治すときも

 

こうして

 

やけど後の

体内の酸化に気を付けるんですね。

 

( この10日間で、さらに血が酸化するような飲食物を摂ると、すぐに患部が化膿したり、感染症にかかったり、治りが長引いたり、やけど跡が残ったりなど、症状が悪化します。)

 

特に

砂糖、くだもの、香辛料、大人ならアルコールはおやすみします。

 

 

 

そして

血液をキレイな濃い弱アルカリ性にもっていくことを意識して調えます。

 

造血・浄血を促す内容の食事

( とくにお味噌汁 )

 

玄米クリームもいいです。

 

 

をいただくことで

 

ケガでも

やけどでも

 

患部に新しいキレイな血液

がよくめぐり

 

治りがとても早く

キレイに治っていきます。

 

 

 

 

。・*☆外用手当て☆*。・

 

 

今回は家にあるものでの

応急手当の『 お豆腐 』だったのですが

 

( お豆腐は添加物の入っていないものを使うことで効果があります。 )

 

image

( 消泡剤(グリセリン)、乳化剤などが不使用のものを!)

 

お豆腐は、ぬるくなってきたら、新しいものと取り換えながら使います。

 

 

普段から

 

家庭内に置いておいて

 

やけどをしたときに

あったらベストなものは

びわ葉エキス

 

 

脱脂綿、またはガーゼに染み込ませた

びわ葉エキス

患部に貼り付けます。

 

乳幼児に使う用には

アルコールで抽出したびわ葉エキスよりも

びわの生葉やお茶

 

煮出して冷ましたものがベストです!!

 

 

 

びわの葉の成分

細胞の再生を強く促して

やけどをはやく癒します。

 

( おまけで、ママのお肌の美容液として使っても◎ )

 

 

やけど後の治るまでの間のケアとして

びわ葉茶を患部に湿布してあげるといいですね。

 

 

 

 

 

もし

近隣にびわの木があれば

( 日ごろ、どこに生えているか確認しておくといい。 )

 

そこから

 

枝先の葉っぱではなくて

根本の葉っぱ

(濃い緑色で薬効が多い)

を取ってきて

 

揉んでやわらかくして

患部を葉っぱでつつむようにしておくと

( その汁を水で抽出したものでも◎)

 

やけどが治っていきます。

(痛みもひいていきます)

 

 

 

 

 

 

 

【 帰省時の乳幼児の事故にご用心 】

 

 

 

わたしもよくわかるのですが

乳幼児を実家に連れていくというのは

 

おじいちゃんおばあちゃん

また

ご兄弟などいらっしゃったら

 

大人の生活圏ができている空間ですので

 

乳幼児には危険がいっぱい。

 

 

 

そこで

動き始めたばかりの乳幼児のお子さんが

事故に遭う、というのは、とても起こりやすく。

 

 

ほんとうにハラハラ

 

( 自分が実家にいて、大人が多いから気を抜いているのでなおさら  )

 

 

 

 

わたしも

 

長女が1歳のときに

 

実家へ帰省したとき。

 

 

 

母が別室でアイロンを使っていて

 

それを

使用後も

子どもの手のとどくところに置いてあったんですね。

 

 

熱いままのアイロンを

なにも知らない1歳の長女は近づいていって手で触ってしまいました。

 

大泣き。

 

 

 

このときは流水で冷やすパターンでした。

 

一瞬触れただけだったので

(水ぶくれにもならず)

 

大事には至らずにすぐに治ってくれたのですが

 

 

 

やはり

 

乳幼児の行動に合わせて整えてある

普段の家庭環境

 

乳幼児の行動パターンを

日ごろみていて把握しているママや

子育て経験者のいる人たちの環境は

 

 

 

特別なもので

 

それに慣れてしまっていると

 

ついつい

 

自宅以外の家へ行くときには

 

(実家といえども親も乳幼児の行動のフォローを忘れていたり。)

 

 

乳幼児にとっては危険が多い!

 

ということを

 

油断しないよう

それからよく気を付けようと思ったのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どうぞ

 

今回の記事は

GWの食医ママサロン内の【救急対応】の記事の一部ですが

 

 

 

お盆やすみのいまも☆

 

何かあったときには思い出されますように。

 

 

その場にあるもの(お豆腐)で緊急対応ができます。

 

 

 

 

おケガや

やけどなどに、じゅうぶん気を付けられますように☆

 

 

 

 

 

 

※ さいごに : 『 水ぶくれについて 』

 

 

水ぶくれのやけどの状態は

Ⅱ度熱傷という状態です。

 

深いものと浅いものがあります。

 

浅いII度熱傷

 

 真皮中層まで及ぶやけどで、毛根や汗腺、皮脂腺などまでは損傷されないもの。

痛みを感じる神経である知覚神経終末も残るため、鋭い痛みを伴います。通常、1~2週間で治癒します。多くの場合跡は残りません。

 

深いII度熱傷

 

 真皮下層まで及ぶやけどです。皮膚付属器(毛根や汗腺、皮脂腺)や知覚神経終末も損傷を受けるため、浅いII度熱傷よりもさらに鈍い疼痛を伴います。

治癒までには通常3~4週間かかります。深いII度熱傷の場合、跡が残ることがほとんどです。

 

 

このように

浅いほうでは

今回のように家庭でのお手当で比較キレイに治ります。

 

 

家庭内で起こるやけどのほとんどが、この浅いⅡ度熱傷です。

 

 

 

深いやけどは

あればビワ葉で患部を包みながら

 

迅速に、救命救急ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

安心・安全で

 

ご家族との楽しいお盆休みを過ごされますようにー☆

 

 

 

 

 

☆―命の本質を尊重する医道―☆

 

。・*♡食医ママサロン♡*・。