今日はクリスマスイヴ🎄
みなさま、いかがお過ごしでしょうか?
わたしは、
こちらをご褒美に用意しまして
堂島ロール
東京で買いました
夜にいただくために、
稽古も無事に終えて、
あとは、個人練習です
先日のクリスマスコンサートは、
クリスマスカラーのドレスを
選びました(前半)
澤﨑さんも、
オープニングの時は、
クリスマスカラーのチーフを
そして、Ave Mariaでは白
細やかに演出されてましたよー
オペラへようこそ
のレポ2️⃣では、
タイトル通り、オペラの演目をご紹介
チラッと書きましたが、
ハープが活躍する序曲で始まる
カヴァレリア・ルスティカーナ
マスカーニ26歳の作品
ヴェリズモオペラ
という19世紀末から20世紀にかけて
盛んになったイタリアオペラで
それまでのロマンチックな作風とは異なり
日々の日常的な物語を題材にしています
しかしですよ…
このカヴァレリア・ルスティカーナ
2組の男女の関係のもつれ…
トゥリッドゥとサントゥッツァ(恋仲)
アルフィオとローラ(夫妻)
トゥリッドゥは、
以前ローラと恋人同士でした
しかし、兵役の最中に、
ローラがアルフィオと結婚してしまいます。
そりゃあね、
待っててくれると思ったんでしょう
辛かったでしょうけど。
サントゥッツァがいるじゃないのー
アルフィオは、馬車屋さんで、
留守がちだったからでしょうか。。。
トゥリッドゥとローラは、
こっそり会う仲になってしまいます
そのことに、サントゥッツァは
気付いています
なんてことでしょう…
そして、トゥリッドゥの母ルチアへ
辛い気持ちを打ち明けるんです!!
この時のサントゥッツァのアリアは、
とても有名で、
よく演奏されます。
わたしも好きです。
どれほど辛いのか、伝わってくる音楽
ですよね…
時期はキリスト教復活祭の頃
教会へ人々が祈りを捧げに行っています。
トゥリッドゥも、現れて、
サントゥッツァと話します。
寄りを戻したいサントゥッツァは、
ローラとのことを問いただします。
ここで、やさしく受け止めてくれたら
良かったのに…
冷たくつきはなし、
あろうことかローラも現れて、
2人で教会へ…
怒りと悲しみにくれるサントゥッツァは、
ローラの夫、アルフィオに
告げ口をしてしまいます
アルフィオは、、、
激昂し、復讐を誓います。
ここで、
このオペラで最も有名な
間奏曲
が流れるのです
ドロドロした人間関係とは
無縁の世界のような、
尊く、清く、美しい音楽です
聖なる響きといいますか、メロディー
といいますか、
穏やかな音楽が、より際立ちますよね
ここから、物語は一気に進みます
トゥリッドゥとローラは
ともに、トゥリッドゥ母ルチアのお店へ
飲みに行きます。
そこへ全てを知るアルフィオも現れる。
険悪な空気…
そして、決闘へとなってしまいます
死を覚悟したトゥリッドゥは、
母ルチアへ
「自分になにかあれば、サントゥッツァを頼む」と言います。
ん?????
サントゥッツァのこと、大事なの?
だったらなぜーー
大切にしておけば、、
やさしく、しておけば、、、
人の心は一つではないのでしょう
結果、トゥリッドゥがなくなったと悲鳴が
聞こえ、悲しみの中で終わります
コンサートでは
この序曲、を演奏しました。
夜明け前の穏やかな静けさ
から始まります。
迷いや悩みを感じるような
音楽の変化が続く中で、
テノールとハープによる演奏です。
オペラの中では、舞台に出てこないで
影から聞こえてきますが、
今回は舞台で演奏しましたよ
この時の歌…
ローラへの想いを歌うんですよ…
いやいやいや、、、
サントゥッツァが切なすぎますよ
でも、それくらい兵役の間に恋人が
結婚してしまう…辛かったんですね
でも、今の恋人はサントゥッツァ…
みんなが悲しいなんて(涙)
人の心の揺れ、迷い、
分かるような分からないような、
深く考えるとどよーーんとしてしまう
内容ではありますが、
マスカーニの描く音楽と心情がリンクして
音楽ってあらゆるものを表現できる!!
と、
そこには、ただただ感服いたします
ハープが、優雅に穏やかにというよりも、
カッコ良い音楽を奏でるのが、
とても印象的で、
えっちゃんも、好きだと話してくれました
そして、間奏曲には、
歌詞が付いてAve Mariaとしても
よーく歌われますね
今回も、演奏しましたよ
一了さんの、圧倒的な表現力で、
みなさまとともに、
わたしもえっちゃんも、
魅了されております
開演前 休憩中
ギリギリまでハープの調弦をするえっちゃん
ハーピストとして、活躍する素敵な方なので
今後、ぜひぜひ注目してください
夏に続いて共演出来たことも
嬉しかったです。
レポ3️⃣は、佐和ちゃんの熱演が
見事だった椿姫を報告させてください