自分自身の棚卸⑪ | 経営革新の女王ティアラ☆仕事と育児に奮闘する日々☆

経営革新の女王ティアラ☆仕事と育児に奮闘する日々☆

元ネイリストの美容業界専門コンサルタント・講師です。
2016年2月末、名古屋に転居しましたが、活動エリアは東京を中心とする全国です!
仕事・日常生活・育児などのあれこれについて綴ります。 
経営革新の女王は友人に、ティアラは恩師に命名されました。


ミニセミナー「診断士としてのブランディングと自分価値の最大化」より
 
⑤これはNG! 知らぬ間に自分価値を下げてしまう言動

 

診断士の世界に限らず、他人がもっている知識やノウハウにフリーライドしようとする人たちは、少なからず存在します。

 

彼らは、2種類に大別することができて、わたしは「教えてマン」と「繋げるマン」というふうに呼んでいます。

 

実際にわたしが何度も経験したことに基づき、説明します。

 

「教えてマン」は、ただで(報酬を払わずに)他人から専門知識を得ようとします。

 

わたしは美容業界専門なのですが、電話やメールで「今度エステサロンのコンサルするようになったんだけど、ちょっと教えてくれない?」といった軽いノリで、コンサル仲間から連絡がきます。

 

ひどい場合は、一方的にコンサル先の情報をメールしてきて、指示を仰ごうとする人もいます。

 

わたしは、「おいおい、守秘義務はどうなってるんだ?」と心の中でツッコミだけ入れて、それはそれは華麗にスルーします。

 

わたしは同業者へのコンサルティングサービスも提供しており、企業から頂くコンサルティングフィーよりも高いフィーを設定しているのですが、「教えてマン」は、そんなこと夢にも思っていないようです。

 

 

もう一つの「繋げるマン」は、面倒見のいい人が多いような気がします。

 

知人が美容サロンのコンサル案件を抱えて困っている時に、「わたしの知り合いに詳しい人がいるから、繋げようか?」っていう、アレです。

 

「繋げる=ただで教えてくれる人を紹介するよ」になっているケースが多く、質が悪いです。

 

フィーが発生することを前提で繋げようとしてくれる人は、「知人のところでこんな案件があって、アドバイスしてほしいんですけど、報酬はいかほどですか? 差し支えなければ、連絡先を教えてもいいですか?」って聞いてくれます。

 

フィーのことなど全く頭にない人は、「知人が美容系の案件を抱えているので、繋げてもいいですか?」って聞いてきます。

 

そんな時、わたしの場合は、「〇〇時間で〇〇万円いただいております。いかがでしょうか?」ってお返事します。

 

「教えてマン」や「繋げるマン」のために、ただでノウハウを提供してしまうことは、既存のクライアントに対して失礼なことです。

 

結論を言いますと、自分にとってコアとなる知識やスキルの提供については、安請け合いしちゃダメよってことです。