昨日はサマースクールの二日目にして最終日でした。
今年は二日間だけの開催でしたのであっという間でしたね。
実は私は先生のお部屋で二日間通して、先生方のまだ小さいお子さんたちのお世話をしていましたので、見られたのは各クラスほんの少しずつでした。
ですので、「どうだった?」と様子を聞いたりしたのですが、講習会を受けるという事で出会う「あること」に気づいた生徒さんもいたようです。
それは先生方の教え方や使う言葉で「戸惑う」ことです。
バレエの基本は世界共通なのですが、教え方や用語、使い方などに流派により少しづつ違いがあります。
また、例えば同じ動きやポーズでも、その先生によって体の使い方の感覚が違っていたりもします。
また、その生徒に合わせて、言葉を変えて教えてくれたりします。
同じアラベスクのポーズでも、上半身が開いている子が多いと思えば「胸(や肩)は前向き」と表現するでしょうし、反対に胸も肩も前を向いて、なおかつ横の腕も真横に出ていれば「もう少し横の腕は後ろに」と表現するかもしれません。
沢山のテクニックにこのようなことが言えて、結局どの先生も目指すことは同じだったりするのですが、「うちの先生と全く違うことを言われた」なんてことが起きたりもします。
その本質が見極められるようになってからの外部の先生の講習会って本当に勉強になるのですが、よくわからずに迷ってしまったとしたらもったいないですよね。
ですからもし、わからないことがあったら、先生に素直に聞くのが最善です。
「講習会でこう言われたのですが、どういう事でしょうか?」
みたいな感じで、消化不良であればしっかり解決しましょう。