ティアラコースアシスタントのあやですクローバー

初めましての方は右矢印こちら
私ってこんな人右矢印*自己紹介*





ずっと書こうと思っていたことについてようやく書けました。


(※長いです。)
(※あくまでも私個人がそう思っていたっていう話です。)
(※かつての私みたいに苦手な人や抵抗のある人もいるかもしれないのでそういう人はお戻りくださいm(_ _)m)





私は子どもが好きですが
自分が子ども欲しいかどうかは
モヤがかかったような感じがずっとしていました。




周りの同世代が焦っていても

どこか自分は見て見ぬフリというか

そこから目を背けて


「そのうち考えるけど今はまだいいや…」


ってずっと遠ざけていました。







それは

子どもを持つことに怖さがあったから。







自分自身が親の価値観や育て方によって
しんどい人生だったこと、




親自身もまた親の呪いで
苦しんでいる姿を見ていたこと、




仕事柄子どもを育てる大変さを間近で見聞きして
思うようにいかないことが山ほどあると知っていること、




それによってたくさんのネガティヴな思いを持っていました。






私みたいに生きづらい子どもを作ってしまったらどうしよう

お母さんみたいになったらどうしよう

私みたいにトラウマを抱えた子になったらどうしよう




っていうのも怖かったし



お母さんになったら自由に遊べない

お母さんになったら1人の時間がない

毎日ご飯作ってお世話しなくちゃいけない

お母さんになったら途中でやめられない

子どもにイライラしそうで怖い

自由にできないのを子どものせいにする母親になりそうで怖い

せっかく自分を大事にできるようになったのに、子どもが生まれたら自分のことをないがしろにしそうで怖い

そしたらまた人生うまくいかなくなりそうで怖い

それを子どものせいにしそうで怖い





そんな怖さを持った私は

そこに向き合うのが怖くて

今までお付き合いした人も

結婚や子どものことを

まだずっと先に考えているような人と付き合っていました。

(これは完全に無意識です。今思えばそうだったなぁって感じ。)










だけど彼と付き合って1ヶ月が経った時

彼がLINEで

「あやちゃんって子ども欲しいとかあるの?」

って聞いてきたことがありました。








彼からしたらLINEで話題にするくらい
ライトな質問だったのだろうけど

私にとってはとてもデリケートなことだったので

その時は


「なんてデリカシーのない人なんだ!」


って思いました(笑)

(そのくらい自分がそのことに関してナイーブなんだなってそこで改めて思いました。)










ずっと自分が見ないようにしてたことだから
すぐには答えられなくて



「文章にしようと思ってもうまく言えないんだ。でもここに色々埋まってるのも分かってるんだ。そろそろ見なきゃなんだけどね。」




って送ったら




彼は


「そうだったんだね」


って受け止めてくれたあとで




「向き合いたいときに向き合えばいいし、力になれることがあれば力になるよ。ま、1人でがんばらないでね!」


って言ってくれました。




その時に






「あぁ…自分でも無自覚だったけど
今の私は彼から見たら1人で背負っているみたいに見えるんだなぁ。」





って思ったし



かといってどうしたらいいかわかんなくて
うまく返せないでいたら
また20分後くらいに







「あんまり背負いすぎずに一緒に向き合っていけたら嬉しいなぁと思っているよ」






って言ってくれました。








なるほど…一緒に向き合うのか…。








その時そんな方法思いつきもしませんでした。








「私のトラウマだから私が向き合わなきゃ」
って勝手に一人で抱えていました。








一緒に向き合うということは
自分のこの気持ちを話すということで



それはすごく怖いことでした。




もしかしたら彼は子どもが欲しいのかもしれない。



私がこんな風に思ってることを知ったら引くかもしれない。




そうしたら一緒にいられなくなるかもしれない。





でも
彼がそう言ってくれたから
怖いまんま私が思ってることをそのまま話すことにしました。








そして次のデートで彼の家に行った時に
怖いまんまの気持ちを話してみることにしました。





これを話すのはとても勇気がいったし
話し始めたらすぐに涙が出ちゃって
彼はそんな私を抱きしめながら
私の話をずっと聞いてくれました。







子どもが欲しいか欲しくないかに
ずっと蓋をしていたこととか


それは怖さがあるからだということとか


自分の育ちを振り返っても
子どもをもつのが怖いこととか


せっかく自分を大切にって思えてきたのに
それができなくなって
昔の自分に戻ってしまったらどうしようとか



子どものことを大切にできなかったらどうしようとか



でもそれだけ怖いってことは本当は欲しいのかもしれないってこととか



とはいえできない可能性もあるからそのことも実際は怖いとか



でも子どもいなくてもいいって思ってたから
私はそういう人生も楽しいと思ってることとか



でもここで私とあなたの思いが違ったら一緒にいられないから、これを言うにはとても勇気がいったってこととか。








ぐちゃぐちゃになりながら全部話しました。








全部話したら
それまで聞いてくれてた彼が






「俺がまだ登場してないよ?」






って言ってくれました。










優しい声でした。







あったかい声でした。









私はまた涙が止まらなくなりました。








そして



「あやちゃんは1人じゃないんだよ。

1人で頑張ろうとしないで頼ってくれていいんだよ。

俺も一緒に考えていくし

また戻りそうになっても

心のことや子育てのことを教えてくれる人のところに行ったり

2人でうまくいかなくなったら周りの人に助けてもらったらいいんだよ。」



って言ってくれました。





それに



「こればかりは本当に授かりものだし
いなくても楽しく過ごせると思ってるよ。

それでも欲しかったらその時は
またそういう方法を探してもいいんじゃない?」



とも言ってくれました。






安心したなぁ…。









そして彼の言葉に



また私は
1人で頑張らないといけないって思ってたんだなぁ…


そして彼はそんなところまでよく分かってくれてるんだなぁ…


って思いました。









もちろんすぐに

「じゃあ大丈夫か!」

ってなることはなくて

今でも怖さはあるけど
ちょっとずつ
「大丈夫かも」
って安心が感じられるようになってきました。




子どもはいてもいなくてもいい。


昔の自分に戻ってもいい。


1人で頑張らなくていい。


怖いことも悩みもみんな話していい。


みんなに助けてもらっていい。






そんなことがじわじわ自分に染み渡っていきました。







今ではその怖さを隠さずに伝えながら


「子どもができたらこんなことが怖いんだ〜」


「つわりが大変らしいんだよね〜」


って話ができるようになったし



彼の方も



「父親になるってちょっと怖さはあるよね〜」


「もし子どもがこういうことした時、ちゃんと対応できるかなって思うんだよね〜」




って彼の怖さを話してくれるようになりました。







もちろんやってみてわかることがほとんど。





その時にならなくちゃわからないことがほとんど。





考えすぎなくてもいいのかもしれない。





怖がりすぎなくてもいいのかもしれない。





だけど
その前にこうしてお互いの気持ちをシェアできることが
本当に安心できるし
ありがたいなぁって思います。









「乗り越えないまんま幸せになってもいい」

って私が思っている理由がここにあります。



怖いまんまでいい。



乗り越えないまんまでもいい。



ティアラコース5期の時に

みんなにその話をした時も
まだちょっとだけ声が震えました。










怖いけど怖いまんま言う・やる



って本当に怖いこと。





だけど勇気を出して



怖いまんまの自分を差し出すと



一緒に向き合ったり



助けてくれる人が現れます。




もちろん時にはそれでダメになる場合もあるけれど


受け止めてくれる人が現れると



もう一人で頑張らなくていいんだ…って
安心が広がるし



「大丈夫かもしれない」って
信じる力にもなるし



言って良かったなぁって思いますお願い





これからも怖いことはあるかもしれないけど

素直な気持ちを隠さずに

怖いまんまの自分で

でも楽しく軽やかに

進んでいきたいなぁって思いますニコニコ





だから

怖いまんま
乗り越えないまんま
幸せになってもいいんだよクローバー