私は物持ちが良くて、基本、壊れるまで買わない。


 携帯は、古くなって機能が落ち、ストレスを感じても使い続けていたら、コーヒーをこぼして壊れたので買った。


 ジーンズは穴が空くまで履き、空いても履き、いい加減、恥ずかしくなったので買った。たぶん、3年は履いた。


 うちの家電たちも長寿だ。 みんな8年くらい頑張っている。壊れない。


 洗濯機が一度、水が止まらなくなったが、部品交換してもらってから、ずっと現役。


 CDを焼くときにだけ使うWindowsXPのままのノートパソコンも、まだ現役。


 ずっと使って古くなると、自分からではなく、物からお別れされる気がする。


 いろんな事情から、手放さざるを得なくなるのだ。


 大量消費の時代に合わない、物を使い続ける習慣。


 モノに、魂が宿り、なじんでいく気がする。 


服でも靴でも、そこに自分とシンクロする何かがある。


 無駄遣いしないので、お金に困らないのが自慢。