子供に試されていると思った。

 反抗期の子供。思うようにならない。腹の立つことばかり言う。

 それに乗じて、一緒に怒っていれば、【試している】子供は内心、がっかりするのだろう。

 理想的には、子供の誘い掛けに乗らず、一段上の対応をする。

 条件反射の感情を高ぶらせず、パターン化された思考の呪縛から逃れる。

 怒りにはユーモアで。ストレスには、リラックスで。

  妙手(*悪手の対義語)を繰り出すんだ。そうすれば、関係に変化が起きる。

 育てることと、育つことは二人三脚。

 どちらかがパターン化された思考から成長する時、もう一方も変化の兆しが起きる。

 子供は反抗する。親を試す。

 その試しを正面から突破する時、子供の内面に吹き荒れる嵐も止むだろう。

 子供と一緒に、二人三脚で歩いていこう。