ゲーテは、「急がずに、でも、休まずに」という言葉を残しています。

あせって、たくさんこなそうとして無理が出てしまう。

そして、中断して、もう継続しなくなる。

そうなるくらいなら、細くても長く続くほうがいいです。

1日にできることは限られています。

多くをやる必要は無いのです。

それはたくさんできたら良いのですが、そのために他に無理がかかるなら、ほどほどの量で収めるのが知恵です。

大切なのは、継続することです。

急がば回れと言うように、あせらず生きましょう。

人間の能力は、長い年月で磨かれます。

野菜を育てることを考えると、1日世話をして、急激に成長することはありません。

でも、毎日世話をしていれば、確実に成長していきます。

能力もゆっくりでも、継続していけば、水面下で基礎が出来てゆき、いつか目に見える成果に結実するでしょう。

継続できることは、それだけで才能です。

向いてなければ、続けることはできません。

ウケなくてもプロになれなくても、続けている。

やり方が間違っているのか、蓄積が足りないのか。

続けていれば、コツをつかみ、飛躍するかもしれない。

うまくいかない経験をたくさんしたからこそ、わかることもあります。

無駄な経験はありません。

無駄だと思っていたことが結びつき、1本の道になってつながっていたことに気づく瞬間があります。

夢は叶えるだけのものではありません。

夢に向かって歩いている。

それがもう夢を叶えることです。

夢が微笑んでくれないと思うときもあります。

夢が去っていったと思うときもあります。

それでも継続するとき、いつも夢が隣にいました。