職場では人間関係が重要。
それ次第で、続けられるか、ストレスなく仕事ができるかが決まる。
まったく関わらなくてもできることはできるが、楽しみが無くなってしまう。
それはそれでつらい。
できれば、和やかに、お互い助け、助けられ、働きたいものだ。
先輩に短気さんがいる。
すぐ怒り、今ではパワハラと言われることが度々あった。
短気さんのせいで、アルコール依存症、うつなどのメンタル疾患になった人もいる。
短気さんとの人間関係ができてないうちは、私も怒られてイヤな思いをした。
私は、短気さんを理解するようにした。
なぜ、この人はこうなのか?
この人の本質はなんだろうか?
あるとき、わかった気がした。
短気さんは、正しいことを正しく行って欲しいと思っている。
さぼらず、忘れず、教わったことをちゃんとやっていれば、怒らない。
それがわかってから、恐怖が薄れた。
10年以上、同じ職場で働き、お互いの理解も深まった。
「おい、これやってないぞ! 誰だ〜!」
短気さんに怒られそうなときなど
「いたらないところばかりですみません。ちゃんとやっていれば、短気さんをおこらせなくていいのに」
しおらしく言うと、短気さんは笑う。
「ちゃんとわかってるじゃないか! そういうことだぞ!」
人間関係でつまずくときは、相手を理解することが、肝心。
理解が深まるとき、ネガティブな思いが消えていく。
相手をニュートラル(中立)に見るとき、関係は変わっている。