学ぶことなんてやめたらいいんだ。悩むだけだから。

「はい」と「ああ」と答えるのは、そんなに違うかな?

美しいとか醜いとか、それもどちらでもいいことだ。

みんながこらえてることは、こらえなければならないが、このぼんやりした空白は、こらえきれないほど、果てしなく広い。

みんな楽しそうにウキウキして、リア充。

春の日に展望台から見晴らしてるみたいだ。

私だけボッチで、無口で、じっとしているばかりで、笑うことのできない赤ん坊みたいだ。

下を向いてうずくまっているだけみたいだ。

私だけひとり、何も持っていないみたいだ。

バカすぎて、ぼんやりしていて、はっきり話せない。

みんなキラキラ光ってるが、私だけぼんやり暗い。

みんな賢くてキレがあるけど、私だけひとりモヤモヤしている。

海のような波にゆられながら、ヒュウヒュウと止まない風のようにそよいでいる。

みんな役に立つ人ばかりなのに、私だけポンコツで役立たない。

私だけひとり、他人と違う。

そして、母なる根本の「道」に養われてる。

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老子の一節を自己流に訳して見ました。

みんなと違う私。

愚かで、ぼんやりしていて、ふらふらしているけれど、「道」に養われている。

その一点で、救われる。

そういうものがあれば、ポンコツでも大丈夫。