鏡を見ながら笑顔を作る。
すると、悲しい気持ちが渦巻いていても、形につられて、心も楽しい気持ちになる。
自己啓発などでそのような教えを読んだことがあると思う。
たしかに、一時的には脳波では悲しい感情がやわらいでいるのを確認できるが、その後、ネガティブな感情が蘇ってくるという。
つまり、心にウソをついてポジティブなフリをしても、抑圧したネガティブな感情は消えてはいないのだ。
感謝の祈りも同じだと思う。
ありがとう、とも思っていないのに、感謝をしても、ウソをついているのと同じなので、抑圧されたネガティブな感情は蘇ってくる。
それが成功するパターンは、ウソではなく、心の底から笑顔や感謝を演じた場合だ。
ネガティブを抑圧するのではなく、名優のように、本物の笑顔や感謝をする。
それになりきれるほど、心を無にして、感情をコントロールする。
スピリチュアルや自己啓発ではそこまで書かれていなかったな〜と思う。
イワシの頭も信心から、というように、ウソも心からそれになりきれば、本物になる。