玉石混交の情報が氾濫する今の時代、正しい情報をつかむことが難しい。

ワクチンにしても、賛成派と反対派に分かれ、どちらが正しいのか本当のところわからない。

それが、命にも関わるため、判断が重要になる。

私は、個人の「勘」は頼りになると思っている。

一度や二度は、間違うかもしれない。

でも、3という数字が好きなので、3で言えば、3週間、3ヶ月、3年と長期間に渡って、同じ「勘」を働かせることができたとき、その勘は正しいと思う。

ただ、正しい勘を持つことができたとしても、妨害されることがある。

新興宗教にはまっていた知人がいた。

私は、話しを聞くだけで、その信仰を否定はしなかった。

あるとき、知人が言った。

「あそこは、金のことばかり。これを信じていても、病気が良くなるとは思えない。もうやめたほうがいいんだろうか」

よかった。やっと、やめてくれるんだ、と思った。

しかし、その後、その宗教の集会に出たようで、考えが元に戻っていた。

「俺は、これを信じるしかない。先生の話しを聞いて、感動の涙を流した。こんなものは他にはない」

勘が正しくても、集団に染まってしまうと、考えが矯正されてしまう。

ワクチン賛成派、反対派。

それらの情報源と接することを少しやめて、自分の中から、どっちよりの勘が働くのか、それをなんとなく思ってみるのもいいと思う。