日本人は、自己肯定感が低いと言われる。

根拠のない自信がなく、ありのままを認められない。

○○でなければダメだ、と思うのは、自信には根拠が必要だから。

条件付きでの自信や肯定なわけです。

親から、ありのままを認められ育った人は、自己肯定感がつきやすい。

ありのままを認められることは、スタート地点のゼロを「よい」と思われること。

ありのままを認められないことは、ゼロではなく、マイナスでのスタートになる。

○○でなければ、プラスにならない。

親に認められるために、常に、条件を満たして、根拠のある自信をつけなければならない。

親が条件を求めるのは、不安だから。

○○でなければ。
○○であって欲しい。

それが、条件付きの愛情になる。

それはまた、親が、自身のありのままを認められないことでもある。

子供の現状を認められず、否定する。

その子の親である自分も、マイナスだと思ってしまう。

ありのままを認めるために、ハードルを下げる、という方法がある。

○○でなければ、というハードルを下げ、○○でもいい、と思えれば、子供の難易度が下がる。

親が気楽になれば、子供ものびのびする。

また、他人と比べることが、不安の原因でもある。

他人よりも、過去の子供と比べる。

子供が、過去より成長していたら、それでいいじゃないか、と思えれば、マイナスポイントが減る。

ハードルを下げ、他人よりも、子供の過去と比べる。

ありのままを認めることは、子供にマイナスの負荷をかけず、前へ進むプラスの力を注ぐことになる。