コロナ関連のネット情報で、専門家の意見を借りて素人が最もらしく記事を書いている。
専門家ではない人がおちいりがちなこととして、ミスリード(誤誘導)がある。
専門家の意見をまじえながら、ここぞというときにおかしなことを主張する。
専門家なら、それがデマだと見抜ける。
でも、素人はそれがわからない。
わからないまま、それを拡散させる。
それに釣られた人は、道連れになる。
借り物の場合、どこかでエラーを起こす習性みたいなものがあるような気がする。
厚労省が開示する情報は、三密や手洗いなど、「地味」なもので、派手さはない。
ダチョウ抗体スプレーが効くと言って、高額で買わせたりしない。
厚労省の情報は、教科書のようなもので、現時点ではそれが確実。
だから、まずはそれに目を通さないといけない。
デマに釣られる人の特徴として、厚労省の情報を軽くみて、ダチョウ抗体スプレーなどにはまる。
専門家だから、正しいわけでもない。
アビガンにしても、臨床試験は、不十分だそうだ。
それでも、効くかもしれないと、副作用を予期しながら、注意してやっていると思う。
素人は、そこをスルーして、アビガンを推して拡散する。
もし、アビガンに深刻な副作用がでたら、被害にあう。
サリドマイド事件があったように、専門家でも間違うときがある。
最後は、直感なのかな、と思う。
素人があおる情報。
専門家からの情報。
それらをクロスチェックさせて、最後は、自分の直感を信じる。
信じ過ぎもせず、疑いすぎもせず、どんな意見にも中立の立場にいながら、最後は、直感で判断する。
コロナのような新規の情報があふれる今は、そういう姿勢がいいと思う。
……というこの記事も、素人の情報です。