東日本大震災から9年

亡くなられた方は、突然、人生を奪われ、無念であったと思います。

あまりうまくは言えないので、祈りを捧げました。

会社に被災地から避難してきた方がいました。

「俺の時間は止まったままだ」

その言葉が心に残っています。

地震による被害は少なく、多くは、津波による被害でした。

今、全国で427基の津波避難タワーがあるそうです。

津波が来たら、とにかく高いところへ逃げること。

車には乗らない。渋滞したら頼りになりません。

海や川へは近寄らない。危険です。

釜石の奇跡。児童・生徒の99.8%が助かりました。

伝えられていた言葉は、「津波てんでんこ」

方言で「各自で、それぞれ」

津波から身を守ることを真っ先に考えて、誰の言うことも聞かず、各自で判断して、一刻もはやく高台に逃げて自分を守りなさい。

避難所に指定されていた小学校が津波に襲われました。

津波てんでんこ。

先生のことを素直に聞かなくていいときもあります。

もんじゅ・常陽も含めると59基ある原発で、現在、稼働中の原発は、7基(2020年3月11日)だそうです。

震災前、エネルギー政策は、原子力を中心にする予定でした。

それが反原発の流れで今の状況になったことは、不幸中の幸いであったと私は思います。

2020年3月11日、東北の各地で虹が見られたそうです。

天皇陛下が即位された日にも、東京の空に虹がかかりました。

虹は、「多様性と共存」の象徴です。

令和は、虹の時代のようです。

分断や差別や偏見。自己中心的な独占。

それが今の地球です。

人それぞれの多様性をまるく共存させる美しい和。

悲しみや不幸を乗り越え、そんな時代にしたいものです。

久しぶりになんだか、きれいな想いを思い出しました。