「人志松本のすべらない話 2019」見ました。
まじめな話をします。
大悟のお父さんの話、笑えて、泣けました。
ご覧にならなかった方のために、ちょっと説明します。
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大悟が生まれた島は、石屋が多い。
雇い主と雇われ人。
金持ちと貧乏人が、はっきりしてる。
大悟のお父さんは、雇われ人だった。
大悟、やんちゃして、学校に親が呼び出された。
お父さん、雇い主の子供と大悟がケンカしたりして、ペコペコあやまっていた。
帰り道。
「お父さん、あやまるだけなら、なんぼでも、あやまってやる」
叱ったりしない。
大人しい。腰の低い。そして、子供想いのお父さん。
あるとき、船を買った。
大悟とお父さん、釣りをした。
船をロープで結んで釣りをしていた。
そこへ、雇い主のクルーザーが来た。
ロープに気づかず、こっちに来ようとしていた。
お父さん、必死になって止める。
雇い主、カンカンになって、怒った。
大悟、もう聞きたくない。耳なんかなくなればいい。
お父さん、頭を下げてる。
ここで、お父さんが何を言うかで、俺の人生、決まると思った。
お父さん、振り返って、言った。
「お前は、クルーザーに乗るような人間になれ」
大悟、島を出て、お笑い芸人になろうと思った。
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子供を叱って、悪いところを直そうとする。
それも、愛情なのだけど
世間体を考えていたり、漠然とした不安から、叱っていたりする。
大悟のお父さんは、息子を小さい型にはめようとしなかった。
偉いお父さん。
親がどんな気持ちで、言葉を伝えるのか
子供は、心のどこかで、ホントはよくわかっている。