人と人がわかりあうのは、難しいことです。


お互い暗闇の中にいて、目に見えないお互いの手を見えないながらも、つないでいくようです。


「わかる!」「わかった!」といっても、まだ、わかっていない部分がたくさんあります。


わかればわかるほど、わからないことだらけです。


わからないことを知ることが、わかるためのスタート地点なのかもしれません。


わかっているなどと知ったかぶることなく、わからないことだらけでも、わかることをあきらめず、わかりたいと想い続けることで、相手を本当にわかるようになるのでしょう。


わかりたいですよね。そして、わかってほしいですね。


以心伝心で、言葉がなくても笑いあえるような関係は、幸せそのものだと思います。


(2007年2月11日)