[1] 事実を把握しようとする場合に、情報集めは自分のためではなく、誰か他人のためなのだと思うようにする。こうすると、事実に対して冷静かつ公平な観察がしやすくなり、感情を取り除くことができる。

[2] 自分を悩ませている問題について事実を集めている間は、自分を自分の反対側に立って反論しようとしている弁護士とみなし、反論を加える準備をしているつもりになる。つまり自分自身に不利な事実のすべて、直面したくない事実のすべてを把握するように努める。

(D・カーネギー「道は開ける」)



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昔、ある新興宗教を信仰している人に、その教えの批判をしたら、ものすごい勢いで反発されました。


考えは、反論を否定すると、正常さを失います。


自分の考えに対して、反対側に立てることが、知性なのだと思いました。