加藤英司 | DEEP天津

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加藤英司

 

参照(↓)Wikipedia:加藤秀司

https://ja.wikipedia.org/wiki/加藤秀司

改めて成績を見るまでもなく本当に偉大な打者でした。

 

しかし、南海ファンは大阪球場での阪急ブレーブス戦で加藤英司が打席に立つたび、『アホっ! アホっ!! アホのカト~ォ~』と微妙な節を付けて数人で連呼したり、『お~い!! アホが長い棒、振り回しとるぞ~!! 危ないから止めぇーー!!』とか全く敬意が感じられない聞くに耐えないヤジを飛ばしておりました。

その後、移籍した広島カープで1シーズンを過ごし、トレードで入団した近鉄バファローズでプレーする姿を見た筆者は、『やはり加藤は在阪パ・リーグのユニフォームが似合うなぁ』と心底思ったものであります。

 

再びパ・リーグに戻って来た加藤英司を南海ホークスのファンが放っておく訳がありません。近鉄のユニフォームを着て打席に立つ彼に対し、またまたメロディが有るような無いような微妙な節回しで、『なんかい~のカトォ~はおっとこまえ~♪ きんてつ~のカトォ~はア~ホっ♪ アホっ! アホっ!! アホのカト~ォ~♪ きんてつでんしゃで~はよかえれっ♪♪(南海の加藤は男前 近鉄の加藤はアホ アホ アホ アホの加藤 近鉄電車で早う帰れ)と喜々として歌っておりました。

1986年再びパ・リーグを離れ1シーズンを巨人でプレーし、現役最後のシーズンとなった1987年、彼はまたまた在阪パ・リーグの南海ホークスに入団しました。

 

この年、彼は南海のユニフォームを着て、通算2000本安打を達成します。この偉業に対し、南海ホークスのファンは、まるで何事もなかったように惜しみない拍手を送るのでありました。